果たすべき約束、届けたい想い。

映画『人生の約束』

　富山の美しい街並みを舞台にした、人生の歓びと哀しみを描くヒューマンドラマ『人生の約束』が1月9日（土）に公開される。

　時代の空気を炙り出す鋭い着眼点と、それぞれの時代を代表すつ役者を惹きつけてやまない独自の演出術でテレビドラマ界に確固たる地位を築いてきた石橋冠の映画では初となる監督作品。

＜ストーリー＞
会社の拡大にしか興味のないIT関連企業CEOの中原祐馬（竹野内豊）。ここ数日、共に企業しながらも会社を追い出す形で決別してしまった、かつての親友・航平から何度も着信が入っており、胸騒ぎを覚えた祐馬は航平の故郷へ向かうことに。そこに待っていたのは予期せぬ親友の死だった。事態を飲み込めない祐馬が線香をあげようとするも、航平の義兄・鉄也（江口洋介）は会社を追い出したあげく、航平からの電話を無視し続けた祐馬を許すことが出来ず、殴りかかってしまう。故人を惜しむ場が荒れるのを防いだのは、航平の忘れ形見ともいえる娘・瞳（髙橋ひかる）の落ち着いた対応だった…。

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