震災の経験と教訓を次世代へ

『1.17ひょうごメモリアルウォーク2016』

　阪神・淡路大震災から21年を迎える1月17日、防災についての意識を新たにするとともに1.17を忘れずに語り継ぐことを目的として、『1.17ひょうごメモリアルウォーク2016』が実施される。

　「一般ウォーク」では、交通機関が途絶した大震災の追体験として震災時のモニュメントを巡り、緊急時の避難路や救援路として整備されている山手幹線などを歩く。コースは距離やスタート地点によって6つから選択することが可能で、災害が起こった時にどのように行動すればいいのかを節目の日に改めて学ぶ。「西5kmコース」に併設されている「子ども（親子）ウォーク」は小学生以上の子どもを対象としたもので、楽しみながら震災と防災を学ぶことができる。小学生の参加者は保護者同伴での参加が必須。

　「一般ウォーク」は当日受付も予定されているが混雑が予想されるため、「ひょうご安全の日」公式サイト内の申込書をFAXもしくは郵送する事前申込みが推奨されている。「子ども（親子）ウォーク」は事前申込みのみの受付となり、1月8日が申込み締め切りとなっている。

　同日は『ひょうご安全の日のつどい』としてウォークと共に様々な催しが行われる。ウォークのゴール地点であるHAT神戸・なぎさ公園では交流ひろば・ステージが設けられ、10時30分から15時の間、防災啓発展示や子ども向けの防災体験・ワークショップ、東北の物産販売や炊き出し、復興支援アカペラコンサートや防災クイズ大会などのほか、13時からは防災訓練も実施される。また、11時50分から、人と防災未来センター 慰霊のモニュメント前で『1.17のつどい』が行われる。献花は17時まで受け付けている。

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