わたしたちをつなぐ、おいしくてあったかい記憶

映画『はなちゃんのみそ汁 』

　がんでこの世を去った女性が5歳の娘と夫との日々をつづったブログを基に出版されたエッセイの映画化『はなちゃんのみそ汁 』が12月19日（土）に公開される。
　
　結婚、妊娠、出産と人生の転機をがんと闘い、食を大切に生きてきた主人公・千恵を広末涼子が、千恵を献身的に支える夫・信吾を滝藤賢一が演じている。主題歌は、千恵さんが好きだったという一青窈が同作のために書き下ろしたオリジナル曲『満点星』を優しく強く歌いあげる。

＜ストーリー＞
恋人との何不自由ない幸せを夢見ていた千恵（広末涼子）はある日、乳がんを宣告される。信吾（滝藤賢一）は不安に怯える千恵に優しく寄り添い、やがて2人は夫婦となる。出産をあきらめていた千恵だったが、ある時妊娠していることが分かり、リスクを背負いながらも産むことを決意する。無事にはな（赤松えみな）を出産し、幸せな日々が続くと思われたが、再び千恵を病魔が襲う—。

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