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『憧れのイヴニング・ドレス』展
パリ・モードが創り出したさまざまなドレスの中で、いつの時代もその中心には「夜会服」とも称される絢爛豪華なイヴニング・ドレスがありました。
19世紀前半のフランスの上流社会では、モーニング・ドレス、アフタヌーン・ドレス、ティー・ガウン、イヴニング・ドレスなど、時間に合わせて衣装を着替えるという習慣が確立していきました。1850年代になり夜を彩るさまざまな娯楽が誕生すると、女性たちはディナー・ドレス、ボウル・ガウン(舞踏服)、シアター・ドレス、オペラ・ドレスなど目的に合わせてイヴニング・ドレスを選び、身にまとって出かけました。時代の空気を色濃く反映して変貌する社交の形態とともに、その重要なファクターであるドレスもオートクチュールの成熟とともに多様化、繁栄していくこととなりました。
本展では、第二帝政以降の約150年間の夜会服をパリのオートクチュールを中心に展示します。時代背景から生まれたドレススタイルやポール・ポワレ、キャロ姉妹店、ジャンヌ・ランバン、クリスチャン・ディオール、グレ、クリストバル・バレンシアガなど、きら星のように流行を創造したデザイナーの作品より、いつの世も女性が憧れ、夢見てきたイヴニング・ドレスの究極のエレガンスをご堪能いただければ幸いです。
ギャラリートーク
開催日:4月21日(土)、5月12日(土)、6月16日(土)
時間:14:00〜(約30分)
解説:当館学芸員 申込不要
詳細情報
- 開催名
- 憧れのイヴニング・ドレス
―パリ・オートクチュールを中心に― - 開催期間
- 4月19日(木)~7月3日(火)
- 開館時間
- 10:00 - 18:00(入館は17:30まで)
- 会場
- 神戸ファッション美術館
神戸市東灘区向洋町中2-9-1 - 休館日
- 水曜日
- 入館料
- 一般:500円 小中高65歳以上:250円
※当館へご入館の方は「神戸ゆかりの美術館」を無料でご覧いただけます。
※「小磯記念美術館」へは入館券の半券提示により団体料金で入館できます。
※上記料金で特別展示とベーシック展示の両方をご覧頂けます。 - アクセス
- ・JR「住吉駅」・阪神「魚崎駅」のりかえ六甲ライナー「アイランドセンター駅」下車南東すぐ
・阪急「岡本駅」南側「三井住友銀行前」よりみなと観光バスにて「P&G前」下車、南東徒歩3分
・JR 「三ノ宮駅」南側、交番東より六甲アイランド直行バスにて「神戸ベイシェラトンホテル」まで約18分、南東徒歩3分 - 問い合わせ
- 神戸ファッション美術館
TEL 078-858-0050