ひとりの日本人が、世界を変えた—。

映画『杉原千畝 スギハラチウネ』

　外交官として赴任していたリトアニアで、ナチスの迫害から逃れてきたユダヤ難民に日本通過ヴィザを発給し、6000人もの命を救ったある1人の日本人を描いた作品『杉原千畝 スギハラチウネ』が12月5日（土）に公開される。

　杉原千畝は、なぜ政府の許可を待たず独断でユダヤ難民にヴィザを発行し続けたのか。終戦から70年の節目となる今、その決意の裏に秘められた感動の真実がついに明らかになる。

＜ストーリー＞
堪能な語学と豊富な知識を駆使し、インテリジェンス・オフィサー（諜報外交官）として世界各国で諜報活動に携わってきた杉原千畝（唐沢寿明）。ソ連からはその能力の高さを警戒され日本で初めて「ペルソナ・ノン・グラータ（好ましからざる人物）」に指定される。彼は、身の危険を顧みず日本に情報を発信し続け、激動の第二次世界大戦下では日本政府に背きながらもヴィザを発行し、ナチスに迫害され国を追われた多くのユダヤ難民を救った。

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