花火やダンス、播州織のファッションショーなど　西脇最大の夏祭り

『第10回 へその西脇・織物まつり』　西脇市

　東経135度・北緯35度の交差点が日本の中心地点にあたることから、“日本のへそ”として観光PRに取り組む西脇市最大規模の夏祭り『第10回 へその西脇・織物まつり』が8月29日と30日に行われる。

　29日は、日本のへそ公園（同市上比延町）を舞台に祭りの始まりを告げる式典「採火式」が執り行われ、たいまつの炎が会場を照らしだす。ステージでは地元の小・中学生による演奏やキッズダンスなどが繰り広げられ、約80店のグルメ屋台やゲームコーナーが賑やかに並ぶ。また、20時30分からは約2000発の花火が打ち上げられ、豊かな自然と大輪の輝きが調和する。

　30日は、会場を西脇市総合市民センター周辺（同市西脇）に移し、“へそ”つながりで今回初めて企画されたという「ベリーダンス」ステージや、伝統の加杉野おどり、播州織のファッションショーをはじめとした多彩な催しで盛り上がる。飲食ブースでは、播州ラーメンや刀削麺、インド料理などバラエティ豊かなメニューが提供されるほか、子どもを対象としてニジマス釣りやアユのつかみ取り大会も実施。フィナーレを彩る花火は、市制施行10周年を記念して例年より500発を増やした1000発を打ち上げ、この夏を華やかに締めくくる。

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