杭瀬に名店発見!カレー屋『tohga』の黒毛和牛がゴロゴロのった贅沢カレー 尼崎市
杭瀬にミナミや北新地で鉄板焼きをしていた店主が作るカレーが美味しいと評判のお店を見つけ、取材に行ってきました。
カレー屋『tohga(トウガ)』(尼崎市)は阪神杭瀬駅から徒歩約5分の所にあり、スタイリッシュでおしゃれな外観のお店です。
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店内も外観のイメージ通りシンプルですっきりとした印象があり、1人でも複数人でも過ごしやすい空間になっています。地元のお客さんを始め北新地時代に通われていた常連さんが足しげく通われているお店です。
実は店主は5年前に脳卒中で突然倒れ利き手の左手が使えなくなり、現在もリハビリを続けながらお店をされています。今までと同じように体を動かすことができず一度は絶望されたそうなのですが、正木透次郎さんという昔からのお客さんの支援もあり、2022年末まで北新地で鉄板店をし、その後縁があって同店をオープンされました。店名の『tohga』は命の恩人である透次郎さんの「透」と店主河野さん自身の「河」の両方をとり決められたそうです。
カレーのメニューは「ハンバーグカレー」や「トンカツカレー」、かぼちゃやレンコンなど季節の野菜をトッピングした女性人気No.1の「揚げ野菜カレー」などたくさんあるのですが、その中でも筆者が気になったのは「黒毛和牛ステーキカレー」です。ネーミングを聞いただけでよだれがあふれ出しそうです。
カレーのルウの上にミディアムレアに焼かれたお肉がゴロゴロのっています♡取材当日は「山形牛のイチボ」を使用されており、お肉は柔らかく噛めば噛むほど旨味があふれ出し大変美味。焼き加減も最高で長年鉄板焼きで培われた技術が垣間見れます。
カレーにもミンチの黒毛和牛やみじん切りにした野菜がたっぷり入っていてスパイシーだけど、素材の甘味もしっかり感じられました。
「トンカツ」も大人気メニューだそうで、一度食べたお客さんが「ここのトンカツは食べるべき」と周りに勧め口コミでも広がっているというので出していただきました。
隠し味に水あめをいれた長野県産のワサビとソースをつけ食べてみると、今まで食べたことないくらいの柔らかな食感に衝撃を受け目を見開いてしまいました。歯がない人でも食べられるんじゃないかと思うくらいの食感で、数回噛んだだけで口からすっとなくなってしまいました。なんでも筋繊維を切るためフォークで200回ほど刺しているそうです。
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多くの方々に支えられながらお店をされている店主は、感謝の気持ちとともに「同店があるこの杭瀬をもっと良くしたい!」と杭瀬の食材をできるだけ使用した創作料理もだされています。味はもちろん、たくさんの気持ちがぎゅっと詰まった料理の数々がいただける同店へぜひ訪れてみてください。