純国産の鴨醤油と牛白湯♪ラーメン激戦区六甲道に誕生の濃厚とは一線を画すラーメン店 神戸市
ラーメン激戦区の六甲道に10月オープンした『麵屋 鴨のち牛』(神戸市灘区)は、神戸の有名店の数々で修業した店主が開いたお店。”濃厚”なラーメンが多い六甲道で一線を画す同店を取材してきました。
割烹のような佇まいなのでうっかり通り過ぎないよう、営業時に出ている暖簾とメニューを目印に訪れてみて下さい。
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店内に入り驚いたのはその開放感!「お客さんにゆっくり過ごしてほしい」との思いから席の間隔を広くしたそうで、落ち着いた雰囲気の中で食事が楽しめます。
ラーメン店といえば”回転率”を食べる方も意識してしまいがちですが、「ここでは気にせず食べてほしい」と店主。子どもから年配の方まで客層も幅広く、また女性客が約7割というのもそういったおもてなしの心が伝わっているのかもしれません。
現在のメニューは「鴨 醤油そば」と「牛白湯ラーメン」の看板メニューのほかにもライスやどんぶり、鴨皿、和牛皿など一品ものなども取り揃えています。ラーメン店ではあまり見かけないビールのハートランドがあったのでこれはゆっくりしちゃいそうです。
さっそく「特選 鴨 醤油そば」をいただくことに。
純国産の食材のみを使用し、化学調味料も不使用の同店のスープは、まろやかな醤油の中に鴨の旨味がギュッと閉じ込められていて美味。
京鴨ガラを低温で炊き何度も灰汁とりをして完成するスープと、生醤油を何種類も独自にブレンドしたかえしのバランスが秀逸で、舌に残る余韻を求めて何度もレンゲを運んでしまいます。ゴクゴクと飲み干してしまいそうになるので替玉をする人は注意が必要かも。
麺は食感・香り・伸び具合にこだわった特注のストレート細麺。国産小麦を使用していて小麦の香りの豊かさとコシがたまりません。麺の伸び方が緩やかで、食べるのが遅い筆者でも最後まで美味しく食べられます。こんな工夫の仕方があるのかと驚かされました。
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そして鴨ワンタンもぜひ食べてみてほしい一品。鴨チャーシューと順に食べていると、まるで鴨料理のコースを食べているような贅沢な気分に♪
柚子胡椒と山椒も提供されるのでぜひ味変も楽しんでみてください。
こちらの「特選 牛白湯ラーメン」はどんぶりを埋め尽くすローストビーフが圧巻!肉の味わいと食感にこだわり希少部位のヒウチを含むマルという部位を使っているんだとか。
しっとりジューシーなローストビーフと牛骨でとったスープはもちろん相性抜群。お互いの旨味による相乗効果で一層美味しさが増してきます。
さらにスープも一工夫されていて最初は白湯スープ、徐々に透き通った清湯スープになるよう濃度が調整されているんですって。
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今後はさらにブラッシュアップを重ねながら、期間限定麺も準備しているそう。また「Kiss PRESS」を見たと伝えると、12月31日まで一品メニューをサービスしてくれるとのこと。ぜひ足を運び、味とおもてなしを体験してみてください。