兵庫県立美術館で開催 石岡瑛子氏の「I」哲学 時代を超えたデザイン作品展 神戸市
映画、舞台、広告などさまざまな分野で先駆的なデザインを生んだ有名なデザイナー・石岡瑛子氏(1938〜2012)の展覧会「石岡瑛子 I(アイ)デザイン」展が9月28日から『兵庫県立美術館』(神戸市中央区)開催されています。会期は12月1日まで。
同展では、石岡氏の東京での活動(1960〜80年代)を中心に、400点以上の作品を展示、デザイン哲学「I=私」に迫ります。約50点の代表作品とともに、石岡氏の言葉を紹介し、その創造的な思想を探求しています。
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作品展は以下5つのセクションに分かれており、各時代における石岡氏の業績を紹介。
1幕…資生堂での新しい女性像の提案と広告の常識を打破した作品を紹介
2幕…渋谷パルコのキャンペーンに焦点を当て、街を劇場に見立てたブランドイメージの確立
3幕…広告以外の活動、絵本やデッサンなど、石岡氏の多才な表現力を展示
4幕…ブックデザインへの注力とその成果として評価される作品集『EIKO BY EIKO』の紹介
5幕…映画や音楽アルバムでの受賞歴を通じて、石岡氏の「Iデザイン」が時代や境界を超えていく様子の紹介
ポスターの校正紙やスケッチ、初公開のブックデザインなども展示されるほか、晩年のインタビュー音声や兵庫県立美術館限定の映像資料も用意されています。大阪府出身の安藤忠雄氏が設計した建築の中で、石岡氏の世界観をぜひ体験してみてください。
<記者のひとこと>
石岡瑛子氏の独自の思想を表現する作品展が開催中です♪若い世代の方々にも、アートを楽しんでもらえるよう高校生以下の観覧料は無料となっています。
詳細情報
- 会期
- 2024年9月28日(土)~12月1日(日)
- 会場
- 兵庫県立美術館
(神戸市中央区脇浜海岸通り1-1-1 HAT神戸内)
Google マップ - 時間
- 10:00~18:00(入場は17:30まで)
- 休館日
- 月曜日
※ただし10月14日(月・祝)、11月4日(月・振)は開館
※10月15日(火)、11月5日(火)は休館 - 観覧料
- 一般1,600円(団体 1,400円)、高校生以下無料、70才以上800円(団体800円)
※障害者手帳等をお持ちの方
一般400円 (団体350円)
大学生250円(団体200円)
※団体(20名以上)でのご鑑賞は、1か月前までご連絡ください
※コレクション展は別途観覧料が必要です - 問い合わせ
- 兵庫県立美術館
078-262-1011
※休館日(月曜日)の問い合わせはご遠慮ください