世界初!おわん形のコロンとしたバームクーヘン『バームクーヘン工房 Fullmoon』 神戸市
JR新長田駅から徒歩約15分、菅原通り7丁目にこの夏オープンした『バームクーヘン工房Fullmoon(フルムーン)』(神戸市長田区)に行ってきました。
駅から線路沿いを東に進んだ先、住宅街や会社が多く並んでいる菅原通りの一角にあるオレンジ色の建物です。
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同店で作ってるのはなんと世界初のおわん型バームクーヘン!しっとりとした生地は5種類の味、バナナ、イチゴ、プレーン、抹茶、チョコとあります。甘めからあっさりしたものまであるので、年齢層幅広く召し上がれます。
筆者が特にオススメしたいのが、口に入れた時に上品な抹茶の香りがする「抹茶CORO バーム」。抹茶は焼菓子にすると茶色くなってしまうそうで、そうならないようにオリジナルブレンドした京都の宇治抹茶を生地に混ぜ込んで作られたそうです。味は和のお菓子ですが、紅茶やコーヒーにすごく合います。
半分に切ってみると、バナナには生チョコとバナナチップス、チョコにはホワイトチョコととアーモンド、プレーンには苺ジャム、抹茶にはあんこと栗の甘露煮、イチゴにはホワイトチョコとマシュマロと生地と相性が合うようにそれぞれトッピング。箱入りもあるので友人やお世話になった人へのギフトにもオススメです。
どのようにおわん型のバームクーヘンが作られているのか、製造機器を見させていただきました。よく見るバームクーヘンの機器とは違い、ボール型の状態でぐるぐる丁寧に回りながら生地を足して焼いています。カットした後も、COROバームに綺麗な年輪のような断面が入っています。
おすすめの人気商品「バームラスク」もいただきました。カリカリとした食感で香ばしく、バームクーヘンと違った感じで楽しめます。
1階のカウンター3席にはイートインスペースがあるので、買った商品と一緒にドリンクもいただけます。
「父がバームクーヘンオーブンを製造販売する会社を営んでいて、私はそこの営業として全国にバームクーヘンオーブンの販売をしています。機械を販売するにあたって、自身がバームクーヘンを焼けないといけないと思い、バームクーヘンを焼く修行をしました。レシピを研究するうえで、自分でもバームクーヘンをつくって販売してみようと思い、会社の一角で作って販売する所からスタートし、この度実店舗を持つことになりました」と話すオーナーの清水さん。お父さんへの思いが原動力になるなんて、とても素敵な父娘関係だと思いました。
ちなみに同店は元々鉄工所だった建物をリノベーションしたそうで、おしゃれな外観や内装には清水さんの好きやこだわりが詰まっています。「屋根が緑で壁がオレンジやから人参みたいやなと言われてるんですよ〜」と、笑顔で話す清水さんの人柄の良さも同店の魅力のひとつだと思いました。
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今後は「バームクーヘン博覧会」に出店し全国にCOROバームをPRしたり、季節の新メニュー作りにも挑戦していくそうです。素材の味を活かした何種類食べても飽きない、笑顔にしてくれる優しい味の「COROバーム」を食べに『バームクーヘン工房 Fullmoon』へぜひ足を運んでみてください。