長田区苅藻『パティスリー オ プレジール シュクレ』の華やかなフランス菓子 神戸市
神戸地下鉄海岸線の苅藻駅から徒歩約7分、北へ住宅街や工場が立ち並ぶ下町にある『パティスリー・オ・プレジール・シュクレ』のフランス菓子を取材してきました。
ひと際目を引く水色の壁と店頭に飾られたフランス国旗が目印で、素朴で可愛らしい外観は実際にフランスを訪れたような気分にさせてくれます。
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店内ではキラキラしたお菓子が並んでいるショーケースがお客さんをお出迎え。宝石のような美しさに思わず「可愛いっ!」と声を発してしまいました。
同店では時候にあった素材を使った新商品を随時販売しており、1ヶ月ほどで商品ラインナップが変化します。「今月はどんなケーキがあるかな」とワクワクできるのは嬉しいポイントですね♪
また、食品ロスの削減のために一部の商品を予約限定にしたりケーキの販売数を抑えているそうなので、オープン後、早めにお店を訪れることをオススメします。
たっぷりのカスタードクリームをサクサク食感の生地で挟んだ「ミルフィーユ」は、季節ごとにフルーツが変わる同店の人気商品です。
フランスの伝統菓子である「ルリジューズ」は大小のシュークリームを重ねた可愛らしい見た目のスイーツ。上のシュークリームにはバニラカスタードクリーム、間に濃厚チョコクリームを挟み、下のシュークリームにはあっさりしたピスタチオのカスタードクリームという構成で、食べた時にこぼれ落ちるぐらいたっぷりクリームが入っていました。
「パイ エクレール」もよく完売するという人気商品。普段食べてるエクレアは柔らかいシュー生地ですが、こちらはパイ生地を使ったサクサク食感が楽しめます。
同店では「ブーランジェリー・オ・プレジール・シュクレ」と題し、年に何度か”1日パン屋さん”の営業も行われています。今年最後の実施は9月21日の土曜日で「ケーキ屋さんのクロワッサン」をはじめとする様々な種類のパンが14時より販売されます。ケーキ屋さんが作るパンが気になる方はぜひ当日お店を訪れてみてください。
お店があるこの場所はもともとオーナーシェフパティシエである大江さんのご実家で、かつては祖父母が薬局を営んでいたのだとか。震災で建物が倒壊してからはお母さまが化粧品販売を行っていたそうで、パリでの修行を終えた大江さんが帰国後に建物を引き継ぎ同店をオープン。現在はパティシエールの奥様と一緒にお店を運営されています。
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お二人とも近くの飲食店について詳しく「美味しいお店なので、ぜひここも行ってみてください!」と同店の紹介よりも他のお店を紹介するという、お二人の人柄と優しさに癒されました。
過去にはKiss FM KOBEのサウンドクルー・クマガイタツロウさんが来店したこともあり、その縁でクマガイさんのバンド『ワタナベフラワー』の海岸線をテーマにした曲の中で「苅藻のケーキ屋寄って行こう」と紹介されたそうです。とても楽しい曲なので、ぜひ苅藻駅から同店へ向かう道中に聞いてみてください♪