コリアンキッチン『シージャ』で月替りの限定ランチ「ヤンニョンとんかつ定食」を実食 尼崎市
JR立花駅近くの住宅街の中にあるコリアンキッチン『シージャ』(尼崎市)で好評を博している「月替りランチ」を取材してきました。
店主は「いつか自分のお店を持つ」という夢を叶えるために塚口の『アリクイ食堂』でアルバイトをしながら、日曜日や祝日にバイト先で3年間お店を間借り営業して実績を積んだ後、韓国にルーツをもつ自身の慣れ親しんだ家庭の味で韓国料理のお店をだそうと、2023年1月に同店をオープンされました。
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中に入ると落ち着いたグリーンの壁色と暖かい照明のおかげでとても居心地の良い空間です。カウンター席もあるので女性一人でも入りやすいのはもちろんですが、若い方から年配の方まで幅広い年齢層のお客さんが訪れているそうです。
同店はランチはもちろん、カフェ使いもでき「韓国かき氷」のピンスや店主が韓国の薬令市場で仕入れたという「桑の葉茶」や「マリーゴールド茶」などの韓国茶も楽しめます。ランチメニューは定番の「ピビンバ定食」や「ヤンニョンチキン定食」などがあったのですが、9月限定のランチの「ヤンニョンとんかつ定食」が他店でも食べたことがなく気になったので注文しました。
定食にはサラダ・ミッパンチャン(副菜)・自家製キムチ・スープ・雑穀米がつき、メインのヤンニョンとんかつは、想像していたよりもボリューム満点で期待が高まります。
まずは、スープからいただくと優しい卵の味で心がほっと落ち着きます。
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自家製キムチに使っている唐辛子は店主自ら韓国へ行き、辛さや香りにこだわりブレンドしたものを使っているそう。本日はきゅうりのキムチがついてきました。きゅうりのみずみずしさは保ちつつ、すっきりとした辛さでいくらでも食べたくなります。
メインのヤンニョンとんかつは、自家製のヤンニョンソースがたっぷりとかかっておりその香りだけでも食欲が掻き立てられます。
一口食べてみると衣はサクサク、中のお肉は肉厚でジューシーで旨辛味がやみつきになりご飯が進みます。食べ進めていくとじわじわと汗をかき、体の内側がぽかぽかしてきます。
ご飯は雑穀米なので、白米より歯ごたえがあり腹持ちも良く食物繊維などもたっぷり含まれているので健康志向の方にぴったりです。
本日の副菜は「お豆の煮炊き物」で、お豆の甘さをしっかり感じれるので箸休めにもちょうどよいです。韓国料理は、お肉、野菜、発酵食品のキムチなどがとれ栄養バランスがしっかりしているので、野菜不足になりがちな男性のお客さんにも人気です。
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金、土曜日は18時から22時まで「チメク酒場」と題して、ビールなどのお酒と「ヤンニョンチキン」やソーセージとお餅を交互に刺して甘辛いたれをかけた串料理の「ソトック」が入った”モッパンセット”などが楽しめます。ランチからカフェ、居酒屋として様々なシーンで利用できる同店に一度訪れてみては。