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要潤が演じた矢田部良吉東大教授が発見した可憐な花
六甲高山植物園で「キレンゲショウマ」が見ごろ 神戸市
六甲山上にある六甲高山植物園(神戸市灘区)で、深山に咲く希少な花「キレンゲショウマ」が見ごろを迎えています。
キレンゲショウマは、明治21年に東京大学初代植物学教授・矢田部良吉により発見され、同23年に新属、新種の植物として発表。宮尾登美子著の小説「天涯の花」に登場したことでも有名です。
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ブナ帯の原生林内など、奥深い山でごくまれにしか見ることのできない極めて珍しい植物で、絶滅危惧II類に指定されています。高さは80cmにもなる多年草で、うす暗く夏でも涼しい場所で生育します。
大峰山、剣山、石鎚山などに点々と分布していますが、自生地ではシカの食害等による絶滅が心配されているそうですが、同園には約3,000株が咲き、剣山などの自生地にも引けを取らない立派な群落となっています。
ランプのような黄色い花は見ている人の心にも明かりを灯すようで、8月下旬頃まで見ごろが続く見込みだそうです。
「木陰で揺れるお花を見ていると涼しい気分になれるかもしれません。木漏れ日がスポットライトのようにお花にあたる瞬間が美しいのでぜひ、一度見に来てください」と担当者は呼びかけています。
<記者のひとこと>
登山家にも人気の希少な花「キレンゲショウマ」は、俯きながら咲く姿が可憐で「森の妖精」と呼ばれているそう。可愛い黄色い姿は今月いっぱいまで見られますよ。
詳細情報
- 見ごろ
- ~2024年8月下旬頃まで
- 場所
- 六甲高山植物園
(神戸市灘区六甲山町北六甲4512-150)
GoogleMapsで探す - 開園時間
- 10:00~17:00 (16:30受付終了)
※8月11日(日)~15日(木)は9:00開園 - 入園料
- 大人(中学生以上)900円
小人(4歳~小学生)450円 - TEL
- 078-891-1247