宝塚市立文化芸術センター（宝塚市）のメインギャラリーおよび屋上庭園でMade in Takarazuka Vol.5「小清水漸の彫刻 1969～2024・雲のひまの舟」が開催されています。会期は10月15日まで。

同センターでは宝塚という地域がもつ文化芸術のポテンシャル、宝塚が有するアートの潜在力を探る展覧会として、“Made in Takarazuka” と称したシリーズ企画展をセンター開館の2020年より毎年開催。このシリーズ展アート、デザイン、建築の各界で高い評価を得ている宝塚在住のアーティストたちを紹介してきました。

《垂線》 1969年

シリーズ第5弾（最終回）では、ヴェネチア・ビエンナーレやサンパウロ・ビエンナーレなど数々の大型国際展をはじめ、国内外で幅広く発表し活躍する宝塚市在住の彫刻家・小清水漸の半世紀以上にわたる創作活動を辿ります。

《塔櫃》 1993年

メインギャラリーでは代表作や主な作品シリーズから選ばれた作品を一堂に展示されるほか、屋上庭園にて150個のガラス玉を使ったインスタレーション作品《武庫の水 空へ》が展示されます。