辛い!旨い!がクセになる!辛さ25倍までOK
月見山にある『こぶたのしっぽ』で宮崎辛めんの魅力にハマりました 神戸市
「宮崎辛めん」って知っていますか?宮崎県では、チキン南蛮に匹敵するほど人気のご当地グルメなのだそうです。本場仕込みの「宮崎辛めん」が食べられるお店が須磨にあると聞いて、さっそく行ってきました!
山陽電鉄「月見山駅」から南へ約5分程歩いたところにある『こぶたのしっぽ』は、今年3月にオープンしたお店です。
[ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール
店主の余嶋さんは以前、長田区で居酒屋を営んでいましたが、惜しまれつつ閉店。月見山の新店では、前店の名物でもあった「宮崎辛めん」をメインに、昼はランチ、夜は居酒屋として営業しています。
さらに同店、知る人ぞ知る子どもたちの人気スポットでもあります。
お店の手前側が駄菓子屋さんになっているのです。自身も子沢山の余嶋さん、「子どもたちが外に出るきっかけになるように」と、駄菓子コーナーを設けることを決めたのだとか。取材中にも夏休み中のお子さんがお小遣いを持って買い物に来ていましたよ。
駄菓子を懐かしく眺めながら、名物「宮崎辛めん」を注文。こちら、1辛〜25辛まで選べます。「ピリ辛は好きなんですけど激辛は苦手です」と相談した結果、3倍に決定。
しばらくすると漂ってくるごま油とニンニクの香ばしい香りに、思わずカウンターから身を乗り出してしまいました。
なんと食欲をそそられるビジュアル!しかし、3倍でもかなり赤い。
ドキドキしながらスープを一口。旨みがぶわっと広がります。ニンニクと挽肉、そして唐辛子のパンチの効いた味が食欲を刺激します。 唐辛子、ニンニク、ニラの組み合わせはチゲにも似ていますが、食べてみると別物です。
3倍でも結構辛めですが、ちょっと辛いくらいがちょうどいい!ふわふわの卵がたっぷり入っているので、食べ進めるとマイルドになります。
驚いたのが、麺です。中華麺ではなく、冷麺のような弾力のある麺が使われています。とろみのあるスープによく絡んで、最後まで伸びることなく楽しめるのもよいですね。
辛い!旨い!がクセになる〜。汗をかくのは必至ですが、どうせ暑いならとことん暑くなりましょう!
余嶋さんは宮崎へ移住していたことがあり、その際に働いていた飲食店で「宮崎辛めん」と出会ったそう。本場の作り方をベースに、より受け入れられやすいようにバージョンアップ。
例えば、ニンニクをしっかり炒めることで食べた後のにおい残りを抑えるようにするなど、ランチでも気軽に楽しめるように工夫しているそうです。たしかに、ニンニクバシバシかな?と思いきや、食べた後もすっきりです。
[ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール
神戸で本格「宮崎辛めん」が食べられるのはおそらくここだけ。旨辛にハマって、週1で訪れる人もいるそうです。その気持ち、わかります!
「女性お1人でもお子さんと一緒でもお気軽にどうぞ」と余嶋さん。たまにはガツンと辛いものが食べたい!というパパママも、訪れてみては?辛めん以外にチキン南蛮などの辛くないメニューもありますよ。