3世代で行ける中華料理!座敷もあって子どもも安心
春日野道商店街にある老舗中華『聚鳳(シュウホウ)』で名物の「焼きそば」と「春巻き」を実食 神戸市
創業48年、地元の人から愛され続ける中華のお店があると聞き訪れたのは春日野道商店街。阪急と阪神春日野道駅のちょうど中間地点にある『聚鳳(シュウホウ)』(神戸市中央区)は、家族経営のアットホームな雰囲気が魅力のお店です。神戸名店百選にも選ばれた同店の魅力を紹介します。
店先には手書きのメニューが。よく見るとお値段もリーズナブルで、唐揚げが6個も入ったガッツリ系のセットやいろんな種類を少しずつ食べたい方向けの”レディースセット”などがあり、気分によって使い分けができるメニューが揃っています。
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お店全体で80席と広い店内は1階がテーブル席、2階は座敷があって宴会など大人数の利用も可能。単品以外にもコースメニューも充実していてお盆や年末年始はいつも満席になるんだそうですよ。
「座敷なら小さな子どもも危なくないし安心して寛げるでしょ。他にも階段が上り下りできないとか、座椅子があったら嬉しいとかお客さんのニーズを確認しておきたいので予約の受け付けは電話のみにしたんです」と店主。家族で食事に行くときのお困りごとをまるっと解決してくれるそんな懐の大きさに正直ビックリ...!
初めて訪れたとは思えない心地よさで、ついゆったりくつろいでしまいます。
お話を聞いていたらさっそく看板商品の「焼きそば」が登場。キャベツやタケノコ、イカや豚肉などたくさんの具材とこだわりの生麺が特徴で店主こだわりの一皿です。
独特のとろみ、醤油ベースの優しい味わいにファンが多くデリバリーを求める声もあるそうですが、麺が変化しやすいためイートインのみで提供しています。
まずはそのまま、その後は卓上にあるカラシやお酢で自分流の味変を楽しむのがオススメ。常連さんのほとんどがカラシを使うんだそうですよ。
YouTubeで取り上げられ”バズってる!”と教えてもらった「春巻き」も実食。店主や弟さんが1枚1枚皮を焼き、中の具材を準備しお母さまが絶妙な力加減で包んだものを揚げる。実に工程が多い料理で、メニューから姿を消すお店も多いイメージですが同店では健在!
外はカリッと中はしっとり。冷めても美味しいのでお土産にも喜ばれそうです!
「蒸し鶏」は鶏の旨味を最大限活かすため、決まった部位ではなく手羽・むね肉・もも肉など鶏を1羽まるごと使っているところが珍しい一品!写真は1人前ですが、ハーフサイズがあったりピリ辛好きにはよだれ鶏もあったりと、メニュー展開が豊富なのも◎
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1つ1つ手作りされる料理の味はもちろん、コミュニケーションが心地よくてお腹も心も満たされる同店はまさに、「聚鳳=未来永劫人が集まる場所」と思える空間でした。ぜひ大切な人と訪れてみてください。