神戸産ぶどう100%のワイン誕生♡街中ワイナリー『きら香ぶどう酒醸造』を訪問 神戸市
今年7月に醸造免許を取得したワイナリー『きら香ぶどう酒醸造』(神戸市中央区)初のワイン、“ファースト・ヴィンテージ”が完成したと聞き、訪れることにしました。
ワイナリーは、阪急春日野道駅から徒歩約3分の春日会商店街(かすがの坂)沿いにあります。
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オーナーの辛木 哲夫さんは神戸市出身で、長年、IT系の会社や研究機関において広報責任者として勤務していました。辛木さんが、ワインに魅了されたのはベルギー駐在時代。街中のワインショップを訪れた際に、様々な種類のワインが店内に並ぶ光景に惹かれたんだそうです。
その後、休日は各地のワイナリー巡りをする中でワイン造りにも興味を持ち、アメリカの大学のワイン醸造学科で単位まで取得されました。
早速、辛木さんのファースト・ヴィンテージ「doudou ロゼ2024 nouveau」をいただきました。『きら香ぶどう酒醸造』の“きら香”は、実は辛木さんの名前を逆さから読んだもの。コンセプトは“キラキラした綺麗な色合いで、香り良いワイン”です。
グラスからとても華やかな香りが広がり、口に含むとスッキリしたした味わいで飲みやすく、肉から魚まで幅広い料理に合いそうです。筆者は、可愛らしいピンク色が神戸のお洒落なイメージにぴったりだなと感じました。
辛木さん行きつけのお店のソムリエの方は「いちごキャンディーのような透明感のあるドライな味わいで、果実の旨味が後味に心地よく残る」と表現されています。
ワインには、神戸産ぶどうを100%使用。これには、“神戸生まれのぶどうだけを使った、神戸の土地や気候(テロワール)をたっぷり感じられるワイン造りに挑戦したい”という辛木さんの思いが込められています。
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神戸の生産者が手塩にかけて育てたぶどう。その爽やかな魅力を最大限生かすために、辛木さんが選んだのは辛口のロゼワインでした。辛木さんはロゼワインについて調べる中で、近年フランスでは赤ワインに次いでロゼワインが飲まれていることを知り、食事に合うロゼワインを日本にも普及させたいと考えるようになったそうです。
今回いただいたロゼワイン「doudou ロゼ2024 nouveau」を含め、今シーズンはロゼ2種と赤ワイン1種が販売されます。
ラベルには、風見鶏や旧居留地、ポートタワーなど神戸の風景が描かれており、神戸の贈り物としても素敵ですね。
辛木さんは「きら香のワインを世に出すために、地元神戸をはじめ多くの方に支援していただいたことに感謝しています。きら香のワインを通じて、それぞれの思いで人生を彩る機会を作れれば嬉しいです」と語ってくれました。
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ワインは、現在、クラウドファンディングのサイト「Makuake」で販売されています。きら香のワインと合うチョコレートとのセット販売やワイナリー見学、食事会なども開催されますすよ。また自社のオンラインサイトでも年末までに販売が開始される予定です。
詳細情報
- 場所
- きら香ぶどう酒醸造
(神戸市中央区神若通1-4-18-1)
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