奇跡の復活を遂げた美しいハスを見届けて
篠山城跡南堀の「篠山城蓮(ささやまじょうばす)」が見ごろを迎えています 丹波篠山市
丹波篠山市の『篠山城跡』南堀で、7月下旬より「篠山城蓮(ささやまじょうばす)」が見ごろを迎えています。例年8月中旬まで楽しめるとのこと。
「篠山城蓮」は固有品種のハスで、花弁が少なく、大ぶりな花を咲かせることが特徴。
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このハスは2005年ごろに突如消滅してしまいましたが、外来種である「ミシシッピアカミミガメ」の駆除や水位の調整、土壌・水質の分析、肥料の施用実験、種レンコンの移植などを実施したところ、2019年、15年ぶりに開花したそうです。
地域が一体となって行ったこれらの取り組みは、優れた自然保護活動や生物多様性保全活動を表彰する「日本自然保護大賞2021」にも入選するほど高い評価を受けており、今では南堀を埋め尽くすほどのハスが咲き誇っています。
ハスは午後になると花弁(花びら)が閉じるため、午前中に訪れるのがおすすめとのこと。担当者は「丹波篠山の城下町の風景とともに、ぜひ見に来ていただければと思います」とコメントしています。
<記者のひとこと>
ここでしか見られないハスが、復活してくれてよかった!この時期だけの美しい情景をぜひ写真に収めたいですね!
詳細情報
- 見ごろ
- 7月下旬~8月中旬
- 場所
- 篠山城跡南堀
(丹波篠山市東新町15-1 篠山城跡南堀)
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- 午前中がおすすめ
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