今が旬!栄養&旨味満点のシジミエキスで夏バテ対策
神戸元町『刻屋(きざみや)』の絶品「冷製しじみらーめん」を堪能してきました 神戸市
異常なまでの暑さが続き、体に疲れが溜まってきた人も多いのではないでしょうか。そんな時に是非食べてほしい、神戸元町のラーメン店『刻屋(きざみや)』(神戸市中央区)の夏季限定「冷製シジミラーメン」をご紹介します。
場所はJR元町駅から元町商店街を南西に約4分ほど歩いたところ。ウィンズB館のすぐ近くです。
暑さにやられつつ飛び込んだ店内は、カウンター7席のコンパクトな造り。壁にはお店のマスコットキャラクターが描かれたうちわが並んでいます。
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さっそくお目当ての「冷製シジミラーメン」を注文。スープを最後まで堪能できる〆ごはんも250円で追加できるとのこと、これは外せません。「カツオバター」「シジミごはん」の2種類から、今回は「シジミごはん」をお願いしました。
ほどなくして、ラーメンとシジミごはんが登場。スープが澄んでいて、とても綺麗~!そして中太麺の上にトッピングされたシジミは、あさりかと思うほど大粒です。
シジミは島根県宍道湖産の”大和しじみ”。地元猟師さんから冷凍で大小2種類仕入れています。冷凍の方が実はグルタミン酸などの旨み成分が増加するんだそう。トッピング用は2Lの大粒サイズで、出汁用の小粒と比べると差は歴然です。
スープをレンゲで掬うと、シジミエキスの白い濁りが分かります。ひと口飲んでみると、シジミの旨味とほのかに甘さも感じるような、まろやかな味が広がります。
ベースとなる鶏ガラスープからは油も出るのですが、これを丁寧に取り除いた上で、シジミを入れ、旨味を煮出しているんだそう。シジミはお味噌汁なら通常1杯50g程度使うところ、1杯分で100g以上も使用。旨味がギュッと詰まっているのにノンオイルであっさりとしているので、スープだけでもどんどん飲んでしまいそう!
冷製スープに合わせて発注している全粒粉入りの平打ち麺は、コシがしっかり噛むとモチモチで、のどごしはつるんとしています。茹でた後、一度氷でしめているんだとか。
スープにはこちらも合いますよ~と進めていただいた辛子にんにく、レモン酢、トッピング無料のすりおろし生姜の3種類は、どれも本当に相性がいい!レンゲに溶いて、味変を楽しみながら麺を啜っていると、スープがかなり減ってきてしまいました。
ここで「シジミごはん」をいただきます。出汁をとった後の小粒シジミを利用した佃煮がたっぷり乗ったご飯をまずはそのままパクリ。生姜が効いた甘辛の佃煮にご飯が進みます。
半分くらい食べたら、残しておいたシジミスープを投入。さらさら~っと出汁茶漬けのようにかき込んで、旨味と栄養をたっぷり含んだスープまでしっかり完食!心なしか疲れも吹っ飛んだ気がします。
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シジミの旬は年に2回。夏、6~9月の産卵を控えたシジミは、身が殻いっぱいに広がっていて栄養価も高く一番美味しいんだとか。旬のシジミを使った絶品「冷製シジミラーメン」は、9月末頃まで提供予定です。
- 場所
- 刻屋(きざみや)
(神戸市中央区元町通3丁目6-6 )
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