老舗のお茶屋が本気で作った"お茶よりもお茶らしい"かき氷
阪急伊丹駅すぐの『みどり園 リータ店』でお茶のかき氷を食べてきました 伊丹市
明治35年創業の老舗のお茶屋さん『みどり園』(伊丹市)で夏の時期だけ提供するお茶のかき氷があると聞き、早速取材に行ってきました。
お店は阪急「伊丹駅」直結の阪急伊丹リータの1階にあります。
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店頭では抹茶が挽かれていて良い香りがしていました。
店頭からは少しわかりにくいですが、実は同店の奥には喫茶室が併設されています。こぢんまりとした雰囲気のいい空間で、淹れたての美味しいお茶などを飲むことができます。
お話を聞いている時に出してもらった「水出し煎茶」を飲んでまずびっくり。お茶に精通していない筆者でも一口飲むと違いがわかるぐらいに美味しい。やっぱりお茶屋さんのお茶は違う!とこれから実食するかき氷への期待が高まります。
同店が提供するお茶のかき氷は「煎茶」「ほうじ茶」「抹茶」の3種類。今回は贅沢にその3種全てを食べさせてもらいました。
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まずは「煎茶かき氷」。煎茶のかき氷って味がなさそう…正直に言うとそう思っていました。ところが食べてみると全然そんなことはなく鹿児島県の深蒸し煎茶「大隅」を使用したかき氷にはしっかりとお茶の旨みがあり、オリジナルの蜜と合わさった爽快感のある味が美味しい!暑い日にはぴったりです。
薄く削られてほわほわの氷は口の中でスッと溶けていくので食感も良く、頭がキーンとなることもなかったです。
次に「ほうじ茶かき氷」。筆者的には3種類の中で一番驚かされたのがこれでした。なんと「ほうじ茶+練乳」の組み合わせ。意外ですがこの相性が抜群でした。ほうじ茶の魅力とも言える香ばしさが練乳によって際立って美味しい!初めての味わいがクセになりそうです。
かき氷にのっている自家製の白玉はもっちもち。セットの「番茶」を飲むと渋みが口をリセットしてくれ、また一口目を食べた時のような美味しいがずっと続きます。
そして3種類目の「抹茶かき氷」。店頭で挽かれたばかりの同店オリジナルの抹茶「有岡の翠」がたっぷりと使用されていてとにかく濃厚。抹茶特有の深い味わいが口の中にいっぱいに広がって美味しい!綺麗な緑色も美しいです。
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薄く削られたかき氷はその分溶けるのが早いのですが、溶けた状態のものは薄くなるのではなく"冷たいお茶"になり最後の一口まで美味しく食べることができました。
かき氷にすることでそれぞれのお茶のおいしさがより際立ち、普段よく飲んでいるお茶とは全然違う"本当のお茶の魅力"を教えてくれました。お茶屋さんが本気で作った「お茶よりもお茶らしい」かき氷はどれもクセになりそうな逸品。後口の良さと口の中にずっと残るお茶の香りは気分もリフレッシュさせてくれました。
- 場所
- みどり園 リータ店
(伊丹市西台1丁目1番1号 阪急伊丹リータ1F )
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