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不気味な妖怪がいっぱい!20日にはトークイベントも
AQUARIUM×ART átoa(アトア)で荒俣宏の企画展 「妖怪は海にいる⁉」開催 神戸市
AQUARIUM×ART átoa(神戸市中央区)で7月19日より、妖怪研究家・荒俣宏氏監修の第2弾企画展「妖怪は海にいる⁉」が開催されます。7月20日には「荒俣宏氏トークイベント」も開催予定で、現在参加者を募集中です。
未だに多くの謎を秘める「海」や、得体の知れない「未知の生物」に対する畏敬の念から生じたと考えられている、不思議で不気味な「妖怪」にスポットを当てた企画展です。
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標本、造形物、古書など様々な展示品を通して「妖怪とは何なのか?」に迫る内容となっています。
会場では平賀源内が記したとされる古書『天狗髑髏鑒定縁起』も展示。化け物の博物学が流行した江戸時代に平賀源内が執筆した書物で、「天狗の頭蓋骨」らしい骨の鑑定を頼まれた源内が、古代のイルカの頭骨と見破ったが、化け物の骨と信じる人を幻滅させないよう、わざと「これは本物だ」と答えた内容が描かれています。
目鼻立ちがまるで宇宙人に見えることから、西洋では海の化け物「ジェニー・ハニヴァー」として恐れられたエイは、17世紀ごろから西洋各地の私設博物館で目玉展示になっていたのだとか。
さらに、リニューアル後初となる「átoa LAB」の企画展水槽では、日本で妖怪として扱われてきた魚「オニオコゼ」を2022年に世界で初めて魚類との共生が確認されたイソギンチャクとともに展示するほか、特異な外見を持つ深海生物の標本展示や特別映像の放映も行われます。
7月20日の18時30分から開催される、荒俣宏氏によるトークライブ「荒俣宏トークイベント 妖怪は海にいる⁉」では、妖怪が知られることになったゆえんや、海の生きものと妖怪との関係について語られます。
参加にはWEBによる申し込みが必要です。料金などの詳細は公式サイトでご確認ください。
<記者のひとこと>
怖いイメージの妖怪ですが、西洋で見た目から宇宙人と間違われていたエイの存在が滑稽で愛らしく思えます。海の中には、まだ見たことのない妖怪まがいの生き物もたくさんいるのでしょうね。
詳細情報
- 開催期間
- 2024年7月19日(金)~9月16日(月)
※「荒俣宏トークイベント 妖怪は海にいる⁉」は7月20日(土) - 場所
- AQUARIUM×ART átoa (アトア)3階FOYER
(神戸市中央区新港町7番2号)
GoogleMapsで探す - 入場料
- 大人(中学生以上)2,600円、小学生 1,500円、幼児(3歳以上)500円、3歳未満 無料
※特定日および貸切等により営業時間・料金が変動する可能性があります - 詳細
- ●荒俣宏トークイベント 妖怪は海にいる⁉
開催日 2024年7月20日(土曜)
時間 18時30分~(約60分)
場所 3階 FOYER
申し込み こちらから