丹波市にある『丹波竜化石工房 ちーたんの館』で、7月20日より2024年度夏期特別展「BIGs 〜丹波竜と竜脚類の進化〜」が開催されます。期間は9月23日まで。

イベントでは、地球史上最も大きい陸上の動物と言われている「竜脚類」が取り上げられます。同館のある丹波市では、2006年に竜脚類の化石が発見され「タンバティタニス・アミキティアエ（通称：丹波竜）」と名付けられています。そんな丹波竜がどのように見つかり、どのような特徴から新属・新種と分かったのかを他の竜脚類たちと比べながら、BIGs”竜脚類という大きな者たち”の起源や巨大化の秘密を辿ります。

同展の見どころは、後期ジュラ紀の北アメリカに生息していた「カマラサウルス」（幼体）の全身骨格の展示。なんと一部に実物化石が含まれています。世界最大級の竜脚類「アルゼンチノサウルス」の胴椎のレプリカも展示されているので、比較して見ることができますよ。

また、期間中の9月1日までは、動く「ティラノサウルス」のロボットも展示されます。ティラノサウルスの迫力が実際に体感できるようになっています。