迷うほどの品揃えは店主のあふれるお菓子愛の証
171号線沿い・平松町『ENTIM(アンティム)』の焼きたてお菓子をお持ち帰り 西宮市
家でほっとひと息つく時にちょっと食べたいお菓子。さっと気軽に立ち寄れて、少しだけでも購入できるパティスリーが近所にあればいいなと思ったことはありませんか?
今年の2月にオープンした「ENTIM(アンティム)」(西宮市)には“毎朝焼き上げるできたてのお菓子がたくさんあるよ”と聞いて訪ねました。
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甘い香りに誘われて扉を開けると、まず目に飛び込むのはショーケースにずらりと並んだ定番のフィナンシェやカヌレ、フルーツを使ったタルトなどの当日焼きのお菓子たち。
「お客様のよろこぶ顔を見ているとどんどん作りたくなるんです」と、店主の村瀬さんが笑いながら話します。
さまざまな料理の知識と、西宮や芦屋のパティスリーの名店での経験を経て独立。鮮度にこだわるあまり、オープン直前まで焼き続けているため、たまに温かいまま手渡すこともあるのだとか。
選んだ「フィナンシェ」を袋に入れてもらいます。中を覗くと、あぁ、いい香り!焼き立てはまわりのカリッとした香ばしさと、風味豊かなふんわり生地が楽しめます。
「個包装されたものはしっとりとした生地が味わえるので、好みで選んでくださいね」とのこと。
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「タルトシトロン」はしばらく眺めていたくなるかわいさ。ふわふわのメレンゲ、サクサクのクッキー、レモンカードは火を入れる時にレモンの香りが立つよう細心の注意を払って炊き上げています。
口に入れるとやさしい甘さのメレンゲとレモンの後味がなんとも爽やかで、これはもう一度食べたいと思いました。
オープン当初にはなかった土・日限定の「シュークリーム」は、今ではお店の1、2を争う人気商品に。注文が入ってからクリームを詰めることで、皮の部分とカスタードクリーム両方の美味しさを味わえるのだそう。
この日は新たに仲間入りしたクッキーシューも登場し、2種類の皮を楽しめるようになりました。あまりの人気のためシューの数はどんどん増えているそうで、「大変じゃないですか?」の問いに、「お客様のがっかりした顔は見たくないので」と、優しすぎる返答が。
忙しく作業をする中で接客もこなすのは、お客様と会話をすることで何を希望しているかなどのヒントが得られるからだそう。
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“entil=ずっと”と“intime=親しみのある”=【ENTIM(アンティム)】という店名の通り、いつまでも地域の人たちに親しまれ、愛されるお店でありたいとのことでした。
- 場所
- ENTIM(アンティム)
(西宮市平松町1-25 Forum-西宮・平松町 1F )
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