かつて明延（あけのべ）～神子畑（みこばた）間を運行していた鉱山鉄道の「一円電車」の体験乗車会が、あけのべ憩いの家広場（養父市）で開催されています。

日本一のスズ鉱山・明延（あけのべ）鉱山の町として昭和中期に栄えた養父市の明延地区。閉山とともに廃止された「一円電車」は、乗車人数の確認を簡単にするために乗車賃を1円にしたことからその愛称がついたといわれています。現在、同地域では住民の手により約150メートルの線路が敷かれ、往時をしのべる「体験乗車会」を開催中。

4月の第1日曜日から11月の第1日曜日までの毎週日曜日には「日曜坑道見学会」も開催。夏でも12～13℃に保たれた坑道の一部を案内ガイドの説明を聞きながら見学することができます。所要時間は約60分、別途料金が必要です。