2030年までにEV充電器300口の設置目指す
伊丹市が市内公共/民間施設への「EV充電器設置」に向けた連携協定を締結
伊丹市が、市内における電気自動車(EV)普及とEV充電インフラの拡充を目的に、EV充電インフラ事業「Terra Charge(テラチャージ)」を展開するTerra Charge株式会社との連携協定を4月18日に締結しました。
「テラチャージ」はモバイルアプリから利用できるEV向け充電サービスで、充電スポット検索・充電器のご利用・充電料金の決済が可能。2023年3月24日に「ゼロカーボンシティ宣言」を表明した同市は地球温暖化対策を推進しており、今回の連携協定によって “2030年までに市内にEV充電器を300口設置” することを目標に掲げています。
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今後の具体的な取り組みとして、「ZEB Ready*」認証を取得した環境配慮型次世代庁舎『伊丹市新庁舎』に50kW出力の急速充電器1口を2025年3月までに設置予定。さらに2025年度にはその他の公共施設にも設置を進め、民間施設においても設置希望者を2024年度から募集し、順次設置を進めていくそうです。
*「ZEB」はNet Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略語で、ZEB Readyは「省エネで一次エネルギー消費量を50%以上削減」した建築物に与えられる認証。
<記者のひとこと>
Terra Charge株式会社と連携協定を結んだのは兵庫県では伊丹市が初めてなのだそう!2050年のカーボンニュートラルを目指して積極的な取り組みを行う伊丹市の姿勢を個人的にも支持したいです(筆者は伊丹在住ではありませんが…)。
詳細情報
- 締結日
- 2024年4月18日(木)
- 導入予定施設
- ・2025年3月までにグランドオープン予定である、ZEB Ready認証となる環境配慮型次世代庁舎「伊丹市新庁舎」に50kW出力の急速充電器を1口設置
・その他の公共施設においては、当社が調査を実施した上で、設置場所、設置口数を決定し、2025年度に充電設備を設置