ぷりぷりの生しらすが斬新な柚子風味のパスタに!
淡路島西海岸の老舗レストラン「食房NICE(ニース)」で生しらすのペペロンチーノを頂きました 淡路市
淡路市野島蟇浦にある一軒家の洋食レストラン『食房NICE(ニース)』。地元に愛される同店が、今年も『淡路島の生しらす』を使ったメニューの提供を始めたと聞き、行って来ました。
北淡県民サンビーチの真向かいにある同店は、南仏の避暑地ニースをイメージ。可愛い外観が目を引きます。実に創業約40年という老舗レストランです。
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広々とした店内。海沿いのエリアは、窓の外が一面の海!夕方には、播磨灘に沈む夕陽の絶景を眺めることができます。
4人掛けテーブルの並ぶエリアは、落ち着いた雰囲気。店内に並ぶ雑誌類やさりげなく流れる音楽が、老舗洋食店の雰囲気を深めます。
厳選した淡路島食材を使ったメニューが自慢の同店。毎年4月中旬~11月末頃に提供される生しらすを使ったパスタ料理は、『淡路島の生しらす』プロジェクトの参加メニューです。もう10年以上も続く人気メニューだそう。
こちらがその「黄金しらすと彩り野菜の和風ぺペロンチーノ」。熱々のパスタの上に、岩屋漁港で採れた極上の生しらすがこんもり!と乗っています。
まずは生しらす単品で頂きます。光に透けてキラキラと光る生しらすは、見た目もとてもキレイ。
柚子風味の効いた醤油ダレで漬けにした生しらすは、生臭みがまるでなく、繊細な味わい。柑橘がほんのり香る風味に、つるつるプリプリの舌触りが新鮮です。
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混ぜ合わせると、パスタの下からいろんな野菜がゴロゴロと顔を出します。パスタは、淡路麺業の生パスタを使用。生しらすがじっくり絡んだ平べったいリングイネは、もちもち食感が何とも言えません。
生しらすの風味を活かしたシンプルな味付けに、お皿の周りに飾られたバジルソースがさらに味わいを深めます。ボリューミーなのに、あっという間に完食!
『淡路島の生しらす』プロジェクトの参加メニューは、ほとんどが生しらす丼。そのなかで「“洋食店として生しらすを活かした一品を”と考案しました」と、同店の中山一也店長は話します。新鮮な生しらすを醤油ベースの漬けにすることで、個性的な“パスタソース”が誕生しました。
同店は他のメニューも豊富で多彩。一番人気の淡路牛ヒレステーキや、挽肉と炒めた玉ねぎの上にタレで焼いた淡路牛を乗せた「淡路島牛丼」など、お肉メニューも充実しています。
「ウチにしか出せない、長年培ってきた独特の味があります。何かの機会にぜひ試しに来てもらえたら」と中山店長。スタッフの方たちもみんな朗らかでフレンドリーな同店には、島内の常連客はもちろん、島外からの長年のファンも通います。
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心地よい雰囲気の中、素材と工夫が活きるバラエティ豊かな料理が楽しめる名店。次はぜひ夕陽の時間に訪れたいと思います。
- 場所
- 食房NICE(ニース)
(淡路市野島蟇浦157-1 )
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