のど越しつるん♪ピリ辛味で食がすすむ韓国冷麵
阪神西宮駅『Korean Dining KOMA』の暑い夏に食べたいビビン冷麺 西宮市
まだまだ続きそうな猛暑の中、食欲も減退気味になるこの時期に食べたくなるのがちょっとピリ辛でつるつるっと喉を通る韓国冷麺。
阪神西宮駅近くに本格的韓国冷麺が食べられるという、知る人ぞ知る韓国料理店「Korean Dining KOMA」(西宮市)に行ってきました。
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同店にある冷麺は、汁ありの辛くない「水冷麺」、汁なしで辛い「ビビン冷麵」と「チョル麺」の3種類があります。
この日いただいた「ビビン冷麺」は、そば粉からできた細い麺にきゅうりやにんじん、大根などたっぷりの野菜を自家製のタレで絡めています。つやのある麺を持ち上げると、ふわっと香るごま油や唐辛子が食欲をそそります。
最初にフルーツのような甘さを感じた後に、ピリッとした辛さが追いかけてきます。ヒリヒリするような辛さではなく、心地よい辛さと旨さが交互にやってくるという感じ。麺も野菜もしっかり入っていてかなりのボリュームなのですが、これはスルスルと胃袋に入っていきます。
一緒に付いてくる透明のスープは、貝で出汁を取っているのであっさりとした味わい。辛いものを食べた後の口の中がさっぱりするようにと、オーナーの心遣いが感じられます。
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メニューを見たとき、初めて聞く名前にちょっと気になっていた「チョル麺」。聞いてみると、トウモロコシ粉で作られいてビビン冷麺より太く、つるんとした喉ごしと歯ごたえ、甘味が特徴なのだそう。また、ビビン冷麺とは入っている具材や味つけも違うのだとか。
今回、オーナーさんのご厚意で特別に試食させていただきました。
こちらも野菜はたっぷり、プラスゆで大豆もやしが入っています。麺は確かにちょっと太めで弾力があり、ビビン冷麺より味わいはやさしいような気がします。
オーナーの玉(オク)さんは、韓国・釜山出身。オープン当時は韓国の雑貨や食材を販売するお店でした。
最初は自身が食べるために作っていたお昼ご飯を、お客さんになんとなく出していたところ「おいしい」と評判になり、いつの間にか韓国料理のお店になってしまったのだそう。
自分が食べて美味しいと思ったものだけを提供するので、“辛さ控えめ”などの調整はしないのだとか。辛いのが苦手な人は辛くない料理もあるので、そちらを食べてみてくださいね、とのこと。
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流行りの料理ではなく、昔から親しまれているほっとするような手作りの家庭料理。季節ごとにメニューも変わるそうなので、いつ訪れても楽しみがあるお店です。