横尾忠則現代美術館

カラフルでパワフルな約3,000点もの作品より“横尾芸術”の全貌にふれる！

JR加古川線に走らせたラッピング電車が話題を呼んだ西脇市出身の日本を代表する美術家・横尾忠則。この度、兵庫県立美術館王子分館に横尾さんの作品を収蔵・展示する『横尾忠則現代美術館』が誕生した。
“世界の横尾”の絵画、ポスター、版画など「約3000点の作品から横尾芸術の全貌にふれられます」と学芸課長の山本さん。４階のアーカイブルームは、横尾さんの膨大な資料や掲載本、手紙やレコードのコレクションにいたるまで、ありとあらゆるものが予約のみ閲覧できる。「横尾忠則を知ると同時に日本の戦後文化も感じることができる資料室なんです」。
１階のオープンスタジオは今後ライブやシンポジウムなどが展開され、カフェでは『Osteria Giulia』の有名オーナシェフ・永松信一氏が手掛けた自慢のランチもいただける。
オープニングから開催される『反反復復反復』は「くりかえし」がテーマ。60年代に描いたモチーフを近年になって再び使うという横尾作品の謎を解く大きなキーワードが詰まった約１００点が登場する。「細胞を活性化できそうなパワフルでカジュアルな現代美術館なので気軽にお越し下さい」。

●開館記念アーティストトーク「反反復復反復」
講師： 横尾忠則
日時： 2012年11月3日（土）14:00〜
会場： 横尾忠則現代美術館　オープンスタジオ（1F）
※聴講無料

●細野晴臣ミニライブ
出演： 細野晴臣（Vo., G.）、高田漣（G, Mandolin）、伊賀 航（B.）、伊藤大地（Dr.）
日時： 2012年11月25日（日）19:00〜
会場： 横尾忠則現代美術館　オープンスタジオ（1F）
※有料、要予約

●横尾忠則「歳末大公開制作」
アーティスト：横尾忠則
日時： 2012年12月7日（金）、8日（土）、9日（日）、23日（日）、24日（月・祝）の開館時間中随時
会場： 横尾忠則現代美術館　オープンスタジオ（1F）
※観覧無料
※日程は変更される場合がありますので、HPなどでご確認下さい

●シンポジウム「戦後美術アーカイブ　その課題と展望」
パネリスト： 池上裕子（日本美術オーラル・ヒストリー・アーカイヴ）
笹木繁男（現代美術資料センター）
渡辺葉子（慶應義塾大学アート・センター）
日時：2013年1月26日（土）14:00〜
会場：横尾忠則現代美術館　オープンスタジオ（1F）
※聴講無料

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