工場が並ぶエリアに誕生!時間を忘れる癒しの庭園
尼崎の『茶寮 楽書院』で「黒毛和牛の牛ひつまぶし」を味わってきました
多くの工場が立ち並ぶ三反田町に「茶寮 楽書院(らくしょいん)」(尼崎市)が9月30日オープン。牛ひつまぶしとわらびもちを食べてきたので紹介しますね。
殺風景な場所に突如現れる大きな建物。飲食店のとなりには、シニア賃貸マンション「ヴィラ杢園(もくえん)」が併設されています。
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店内はまるで茶室のような、和の要素が詰まった空間。フロアを挟むかたちで南北にある2つの庭園は、姫路を拠点に活躍する庭師によるもの。和敬清寂(わけいせいじゃく)の場所をイメージし、心静かなひとときが過ごせる雰囲気を演出しています。
ご飯ものやスイーツ、飲み物などが充実。和食の料理人と和洋のパティシエがタッグを組んで腕を振るいます。まずは「黒毛和牛の牛ひつまぶし」を試してみることに。
おすすめの食べ方は、①まずはそのままで、②薬味を添えて、③最後にお茶漬けにして堪能するのがいいみたい!
黒毛和牛を口へと運ぶと、脂の上質な旨みがじんわり広がり、そのままでも大満足♪
続いて、塩こんぶや楽みそ、生七味、ぶぶあられなど12種の薬味と、上品な甘みのタレに合わせて楽しみます。これはこれで食欲をさらに加速させます。
3分の1ほど残して最後はお茶漬けに。同店自慢のだし汁は、深みがありじんわり身体に染み渡ります。
すべての料理をだれもが安心して食べられるようにと、添加物や保存料は不使用。素材のおいしさがダイレクトに味わえるのもうれしいポイントです。
お腹に余裕があったので「翠と杢(わらびもち)」と、フルーツドリンク「楊貴妃(ようきひ)」も実食。
カウンターに座ると、滝から水がゆっくり流れ落ちる様子や、太陽の光が反射してキラキラと輝く水面、青く澄みきった空など、慌ただしい日々では見落としがちな自然の景色が広がり、つい時間を忘れます。
2色のわらびもちは、オーガニックの「京都宇治抹茶」と、香り高い「黒豆きな粉」。どちらも、そのまま喉に流れていきそうなほどのとろっと食感に感動!ほんのりビターな蜜で味を調整しながら堪能しました。
こちらは、ぜひ食後に試してほしい同店オリジナルの「楊貴妃」。彼女が愛したことで有名なライチを絞り、100パーセントのストレートジュースで提供。ビタミンCや葉酸がたっぷり含まれ、飲む人の美容と健康を願って誕生したそうです。
入り口付近には手土産もそろい、おすすめはフランス菓子に着想を得た果物のお菓子「きらら」。
キラキラと宝石のような美しい見た目に、色合いも味わいもフランスのそれとはまた違った、新しい和の逸品だそう。
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11月からはアフタヌーンティーもスタート。“尼崎に極上の癒しを”といった思いで誕生したこの場所は、今後イベントスペースや、若者たちの育成支援の場としても提供していきたいそうです。週末の利用は電話予約がおすすめ。
- 場所
- 茶寮 楽書院(らくしょいん)
(尼崎市三反田町3-3-16 )
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