レンガ壁と花崗岩が織りなす幻想的な空間

「湊川隧道トンネルカード」配布開始　神戸市兵庫区

近代土木技術を用いた日本最初の河川トンネルとして、現代に残る神戸の近代化産業遺産「湊川隧道（みなとがわずいどう）」のトンネルカードが5月20日より、内部見学者限定で配布されます。
表面
湊川隧道は、1901（明治34）年に築造された我が国初の河川トンネルであり、2000（平成12）年に、阪神・淡路大震災の災害復興事業で新湊川トンネルが完成するまでの100年間、川の水を流し続けてきました。河川トンネルとしての役割を終えてからは、貴重な文化財として湊川隧道を後世へ伝えるため、毎月第三土曜日に定期一般公開が行われています。

2021年に定期一般公開20周年を迎え、湊川隧道で新たな利活用に取り組んでおり、その取組みの一つとして定期一般公開にてトンネルカードの配布を開始。
裏面
トンネルカードの裏面には湊川隧道の情報が書かれています。毎月第3土曜日の一般公開時（13時～15時）に湊川隧道門扉周辺で、見学終了後に配布。（1人1枚）

「湊川隧道へ来訪する楽しみの一つとして、ぜひ湊川隧道へお越しください。全国でもトンネルカードを配布している所もあるので、集めてみるのもおすすめですよ！」と呼び掛けられています。

＜記者のひとこと＞
レンガ壁と花崗岩が織りなす幻想的な空間の「湊川隧道」を見学した後は、神戸の台所「東山商店街」など周辺エリアを散策するのもおすすめですよ。

詳細情報