子供たちのアイデアをプロのアーティストが作品化！

「なむはむだはむ展『かいき！はいせつとし』 ～ミニ巡回展もしくは凱旋展！ in KOBE～」神戸市兵庫区

廃屋となった古民家などを改装したアーティスト村『バイソン』（神戸市兵庫区）で、「なむはむだはむ展『かいき！はいせつとし』 ～ミニ巡回展もしくは凱旋展！ in KOBE～」が5月20日より開催されます。

「子どもたちのアイデアを大人たち（プロのアーティスト）がなんとか作品にする」をコンセプトに、2017年より始まったアートプロジェクト『なむはむだはむ』の展覧会として、今年の2月～5月に群馬県の太田市美術館・図書館で開催された「なむはむだはむ展『かいき！はいせつとし』」の巡回展。

同展で展示された作品の一部が、場の文脈が息づく『バイソン』の多彩な空間に再配置されます。
『なむはむだはむ』（左から）岩井 秀人、前野 健太、森山未來　撮影：平岩 享
『なむはむだはむ』を主宰するのは、岩井秀人（作家・演出家・俳優）、森山未來（俳優・ダンサー）、前野健太（シンガーソングライター）の3名。

子どもたちと共にワークショップを実施し、そこで生まれたアイデア（物語）を見つめ、解釈し、身体表現、音楽表現を伴う舞台作品や映像作品等としてアウトプットしています。
太田市美術館・図書館での展示の様子
太田市美術館・図書館で開催された「なむはむだはむ展」には美術家・彫刻家の金氏徹平も加わり、これまでのワークショップで生まれた400点にのぼる“子どもたちの物語”を総ざらいして、最終的にアウトプットされるまでのプロセスも重視することを目指した展示が展開されました。
アーティスト村『バイソン』
会場の『バイソン』は、兵庫区北部梅元町にある廃屋群を、神戸市を拠点に活動する“廃屋ジャンキー”な建築集団『西村組』が改装して創り上げたアーティストのための集落。

今年の5月に開設したばかりで、ギャラリーシェアハウス、オフィス、飲食店、0円ハウスなど、様々な施設を備えています。

＜記者のひとこと＞
展示作品だけでなく会場の『バイソン』も非常に気になる♪ちなみに「凱旋展」とも銘打っているのは、森山さんの作品に、西村組が保存していた廃屋から出る様々な残置物が使われているからなんだそうです。

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