ぷるんとなめらかな　温かいまま出来たてをどうぞ

湯村温泉「荒湯プリン作り体験」美方郡新温泉町

美方郡新温泉町にある『遊月亭ゆむら屋 おばあかふぇ』で6月11日、7月9日、11月12日、12月10日、2月18日に湯村温泉で作る「荒湯プリン作り体験」が行われます。要申込。

湯村温泉には98℃にもなる高温の源泉があり、その源泉は「荒湯（あらゆ）」と呼ばれています。ここでは昔から、地元の方が卵や野菜などを茹でて調理する“ゆがき文化”があり、そういった地域の日常生活から発想を得て、温泉で湯煎してつくる「荒湯プリン」という温故知新のゆがき体験が企画されました。

まんまるな形をしているのが特徴の「荒湯プリン」は、“す”と呼ばれる細かい気泡がほとんど入らないのでなめらかな口当たり。食べる時につまようじで風船型の容器を、プチンと割るのも楽しみのひとつです。

「素材の持つそれぞれのおいしさを感じてほしい」と、カラメルソースはついていません。

使う材料もなるべくシンプルに。プロの料理人監修のもと、白バラ牛乳・てんさい糖・モンレニオンヴァニラ エクセラン・ソミュール トリプルセック（オレンジリキュール）とこだわりの素材で作られています。

当日は、プリン液を作るところからスタート。荒湯でプリンをゆがく際、ゆで卵を作ったり、足湯につかるのもおすすめだとか。ゆがき終わるまでの待ち時間は、昭和レトロの残る湯村温泉のまちなみを案内してくれます。

完成したら古民家カフェでできたてのプリンを栃の実コーヒーまたは黒豆茶と一緒に召し上がれ。大判焼きやおはぎなどの“おばあ特製おやつ”を追加で注文することも可能です。店内には地元のお土産も並んでいるそう。

イベントは各日2回行われ、定員は各回4名。6歳以上から体験でき、13歳未満は保護者の同伴が必要です。料金は大人2,000円、子ども1,500円。

＜記者のひとこと＞
98℃の温泉で作る出来たてのプリンを作って食べられるワークショップ。家族、恋人、友人と一緒に参加したらいい思い出になりそうですね。レトロな温泉街でゆったり過ごしながら楽しんでみては？

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