「雛まつり～まちの雛･ふるさとの雛～」　姫路市

　姫路市の日本玩具博物館で2月7日、春の特別展「雛まつり～まちの雛･ふるさとの雛～」が始まった。4月14日まで。

　500組をこえる同館の雛人形コレクションから、様々な時代や地域の雛人形を取り出して紹介する恒例の企画展。今春は、江戸時代や明治･大正時代に都市部で飾られた豪華な町雛を時代ごとに展示するほか、地方色豊かな各地の雛人形も併せて約60組から構成する。現在では、五段あるいは七段に毛せんを敷き、屏風を立て廻して飾りつけるものが伝統だと考えられることも多いが、昭和初期頃までは城下町や地方都市、農村部ごとに異なる雛飾りの世界があった。同展では多様な形の雛まつりを感じることができる。

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