匠の作る和食料理とデザート抹茶フォンデュ!
和食専門店『姫山茶寮』に行ってきました 姫路市
姫路城ループバスの「文学館前」から徒歩1分、姫路城「好古園」から徒歩約10分にある『姫山茶寮』に行ってきました。 [ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール [ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール
和食料理一筋の店主・博多さんが、訪れるお客さんの笑顔を想像しながら当日に決めるというメニューと、奥さんやスタッフの皆さんのホッと落ち着くサービスが魅力的なお店です。
今回いただいたのはランチセットの「大名つづら」。その名の通り、つづらの小箱を開けるとそこには、様々な形の器に入った料理が整然と並んでいます。美しい料理の数々が筆者の目と鼻を驚かせてくれました。
今の時期にしか獲れない地元の鮭に醤油やバターで作ったオリジナルソースを合わせた料理や、胡麻豆腐に天ぷら、地元で水揚げされた魚のお刺身など、どれも大変おいしそうです。
料理の内容はその日に市場で仕入れた食材や当日の気候などを加味しながら決め、器も料理に合わせて変わるんだそう。
『つづら』に料理が収まるよう、毎日パズルのように組み合わせているんです」と笑顔で話す博多さん。毎回違った「つづら」の中身と出会えるなんて素敵ですね♪
「当日にメニューが決まるから、『大名つづら』について詳しく表記できないのはお客様には失礼だなと思う気持ちもありますが、その分驚きと味を楽しんでもらうように努力をしています」とお話しされる通り、素敵な部屋の雰囲気と、絶品の料理、きめ細やかで落ち着く接客が、筆者を楽しませてくれました。
大名つづらのデザートは、「抹茶フォンデュ」でした。温かい抹茶のソースに果物や和菓子をつけて食べると、その相性の良さにびっくり!
写真の「ゼスプリ ルビーレット」はベリーなような甘さのある果物で、今の時期にしか味わうことができない旬の食材です(筆者も初体験…!)。
毎日市場で食材を吟味し、その日の料理メニューを活かす同店のスタイルだからこそ、そうした珍しい食材との出会いが楽しめるんですね〜。
『姫山茶寮』という名前は、姫路城のある姫山に少し高級なイメージのある”茶寮”とい場所を提供したいと思いと、自分が作りたい和食にこだわったお店にしたいという思いを込めて名づけたそうです。
そんな同店は「晴れの日」のお祝いにも利用されることも多く、店内にはそうしたお客さんをもてなすために店主が手作りしたという「水引きアート」も飾られていました。
「すみません」とお店に入ってこられるのが一般的な和食店だと思っていた博多さんが、「今の私の店は、お客さんが『こんにちは』と扉を開けて笑顔で何度も来てくださるお店になりました」とおっしゃるように、筆者も「こんにちは」と定期的に通いたくなる、素敵なお店でした♪