「みんなにやさしい」大規模な公園が完成

『17号池魚住みんな公園』オープン　明石市

4月29日、明石市魚住に『17号池魚住みんな公園』がオープンしました。農業用のため池の一部を有効活用してつくられた公園で、「みんなにやさしい」をコンセプトにしています。

公園の名称は、市民を対象にした公募をもとに決定。地名やコンセプトに関する意見が多かったことから、よりたくさんの人の意見を取り入れるために、それぞれの言葉を組み合わせたそうです。

年齢や障害のあるなしを問わず、大人からこどもまでみんなに優しい「インクルーシブルな空間」を目指してつくられており、園内にはスポーツイベントや防災訓練に利用できる「多目的グラウンド」のほかに、芝生を敷いた「緑のグラウンド」、遊具が設置された「みんな広場」も設置されています。
ユニバーサル遊具
「みんな広場」に設置される遊具には、ユニバーサル遊具を採用。車いすのまま移動でき、みんなが楽しめるように作られているそうです。カラフルな遊具のまわりは、ゴムチップの舗装なので小さな子どもたちが転んでも安心。

「授乳室」や「着替え部屋」も完備されており、着替え室には赤ちゃんのおむつ替えスペースだけでなく、障害のある方も着替えやすいようにベッドも設置するなど、様々な人の意見が取り入れられています。

公園はいつでも利用ができますが、授乳室や着替え部屋が利用できるのは、午前9時から午後5時までとなっています。

＜記者のひとこと＞
授乳室やおむつ替えスペースがあるのは、子育て中のママとしてはとても助かります。一部にため池の部分も残っているので、そのまわりを散歩するのも気持ちがよさそうです。

詳細情報