旬の恵みをたっぷり！予約必須の一度は訪れたい店

おばんざい料理『まめ桜』へ行ってきました　芦屋市

JR芦屋駅北口を出て東へ歩いて5分、宮川けやき通りを北へさらに10分‥気をつけていないと通り過ぎてしまいそうな少し奥まったところにある『まめ桜』は、予約が常に1～2か月先までいっぱいの超人気店。
気をつけていないと見過ごしてしまう入り口の横には「日々彩菜ごはん」のミニチュアが♪
人気の秘密は15種類ものおかずが月替わりで楽しめる「日々彩菜ごはん」。旬の恵みを美味しくたっぷり食べて欲しいとの想いから始まったお昼の定食です。
「日々彩菜ごはん」1,500円（税込）いただいたのは4月の献立、現在は内容が替わっています
かわいい豆皿に彩りよく盛られたおかずは、その時期の素材をバランスよく取り入れ、日本ならではの季節の移り変わりを感じてもらえるように心がけているそう。目や舌で楽しめるのはもちろん、「日々の食事作りのちょっとしたヒントが隠れているんですよ」とのこと。
「だし巻き玉子天ぷら」は桜塩を添えて春らしく
そのままでも十分美味しいだし巻き玉子をあえて天ぷらに、脂がしっかりある鯖は揚げずに焼いてマリネすることでさっぱりと、家ではなかなか使い切れない大根は味噌とバターで炒めるなど、“思いつきそうで思いつかない” “できそうでできない”ひと手間をかけた料理は、「これどうやって作るの？」と聞かれることが多いのだそう。
クリーミーな味わいの「アボカド豆腐」は人気のあまり定番のおかずに
それぞれが小さなおかずでも、サラダには色鮮やかなあられをふりかけ、お肉にはハーブを添えるなど、さりげない心遣いやこだわりがあり、一品一品が丁寧に作られていることがわかります。
旅先などで買い集めた小さなお皿がたくさん
「お出しするのは普段食べるような家庭料理です」と語る店主の鹿田さんと堀口さんはどちらも大学生や社会人になるお子さんを育てたお母さん。お二人とも食べることが大好きで、味覚やうつわの趣味、盛りつけの感覚などがとても似ている気の合う友人であり、仕事仲間です。
カウンター越しに交わす会話が楽しみ
うつわ選びから献立作りまで何でも二人でああだこうだと相談しながら考えていくのが本当に楽しい、と笑顔で話します。あっと驚く演出も、お客さんが声を出して喜んで、笑ってくれるのがとても嬉しいので、ついついやってしまうのだとか。

明るく楽しそうに話す姿を見ていると、なぜか一緒にお喋りしたくなります。お母さんのように慕う若い人や、毎月必ず来店する人など彼女たちのファンが多いのも頷けます。
食後には温かいお茶と小さな甘味でほっとやさしい気持ちに
ランチのほか、テイクアウトのお弁当（要予約）やおばんざいセットなどもあるそうですよ。お二人の料理と人柄に会いに一度は訪れたいお店です。
2階には6名まで利用できるテーブル席も

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