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待望のリニューアルオープン記念特別展
谷崎潤一郎記念館「文豪新生~谷崎、阪神間へ・100年の一歩~」開催中 芦屋市
『谷崎潤一郎記念館』(芦屋市)では4月15日~9月10日まで、リニューアルオープン記念特別展「文豪新生~谷崎、阪神間へ・100年の一歩~」を開催中です。 [ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール
谷崎潤一郎は、大正12(1923)年の関東大震災を逃れて阪神間へ移住し、関西の歴史文化の影響を受けたことが作家としての大きな転機となりました。
震災から100年経った今、阪神間への旅立ちをきっかけとした作家・谷崎の文豪としての新たな誕生の様相を展示、リニューアルオープンを迎える芦屋市谷崎潤一郎記念館の「新生」も記念した展覧会です。
同時に企画展も併設され、前期(4月15日~7月2日)<「東京をおもう」生原稿で読む“「食」と東京人”>では、望郷のエッセイ「東京をおもう」の生原稿のうち、稀代の「食い魔」谷崎潤一郎が阪神間への移住をきっかけに東京の食文化をかえりみた部分を展示します。
後期(7月8日~9月10日)<関西移住100年と「痴人の愛」>関東大震災に被災した谷崎が関西に移住した翌年に発表した「痴人の愛」。移住後の生活と、作品に描かれたモダニズムの有り様に注目した内容になっています。
<記者のひとこと>
小説は各国語に翻訳され、世界でも人気を誇る谷崎潤一郎。約1年間の修繕工事を経て待望のリニューアルオープンした谷崎潤一郎記念館は、美しい庭園も魅力的で見学の後に散歩するのがおすすめです。椅子に腰かけて庭を眺めていると本当にリラックスできますよ。
詳細情報
- 開催期間
- 2023年4月15日(土)〜9月10日(日)
【併設展】
●前期特設企画展示(4月15日~7月2日)
<「東京をおもう」生原稿で読む“「食」と東京人”>
●後期特設企画展示(7月8日~9月10日)
<関西移住100年と「痴人の愛」> - 場所
- 谷崎潤一郎記念館
(芦屋市伊勢町12-15)
GoogleMapsで探す - 開館時間
- 10:00~17:00(入館は16:30まで)
- 入場料
- <特別展開催料金>
一般 500円
大・高生 300円
中学生以下 無料 - 休館日
- 月曜日(月曜が祝日の場合は翌日)、展示入れ替え等の期間
- TEL
- 0797-23-5852
- 駐車場
- 隣接する図書館または美術博物館の駐車場有
※駐車券を受付に持参すると1時間まで無料
※身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳がある場合、手帳と駐車券の提示で駐車料金無料