濃厚なのにすっきり飲める“鶏こつ”ラーメン
『地鶏×地酒 やぶ家 元町店』に行ってきました 神戸市中央区
JR元町駅から歩いてすぐそばにある『地鶏×地酒 やぶ家 元町店』は、地鶏の鶏刺しや焼肉が自慢の居酒屋。そんなお店で絶品のラーメンがいただけることをご存知ですか?噂の真相を確かめるべく、実際に訪れてみました!
外観は「THE 居酒屋」という感じで、何も知らずにお店の前を通っても「ここでラーメンが食べられる」とは思わないかも。知る人ぞ知る感があってワクワクします♪
店内は奥行きがあり、手前は2人~4人がけのテーブル席、奥は掘りごたつ席という構成。席数が多いので、1人でも入りやすいと思います。
「料理がおいしくても、楽しく食事できないと意味がない」という思いから、“お客さんに寄り添った接客”をコンセプトに、スタッフとお客さんのコミュニケーションを大切にしたお店づくりをされています
お店を切り盛りする店長の中田さんは、長年居酒屋の運営に関わってきた経歴の持ち主。
ラーメンは同店の店長になってからイチから勉強したそうで、長田区にある系列のラーメン屋『三代目 やぶ家』の「鶏こつ麺」をベースに、独自のアレンジを加えて提供されています。
「黒鶏こつ麺」1,012円(税込)
今回は6種類あるラインナップから、期間限定と定番の人気メニューを1品ずつ紹介。ちなみに「鶏こつ」は豚骨に負けない濃厚な味わいながら、すっきりとした飲み心地で、くどさが後に残らないのが特徴なんだそうです。
まずは6月まで販売されている期間限定メニューの「黒鶏こつ麺」からいただきます。
鶏こつスープにマー油、醤油ダレ、鶏油(チーユ)、ごま油、味噌を合わせた特製スープ
その名の通り真っ黒なスープには“マー油”がふんだんに使用されており、テーブルに置かれた瞬間からニンニクの猛烈な香りが♪
一口すすると、鶏こつの濃厚な旨みと鶏油(チーユ)・ごま油の豊かな風味が口の中で花開き、しばらくレンゲを動かす手が止まりませんでした(笑)。隠し味の味噌が味に奥行きを出しており、飽きのこない味わいとなっています。
トッピングの玉ねぎスライスの爽やかさが良いアクセント。時間が経ってスープがしみると違ったおいしさに!
居酒屋メニューとしても人気の自家製チャーシューは角切りなので食べ応え十分。スープの熱でとろっと柔らかくなるのがたまらない…!
少しとろみがあるので細めのたまご麺にもよく絡んでくれます。鶏油(チーユ)とごま油のおかげでスープが冷めにくいのも嬉しい。
「超濃厚鶏こつ麺」1,012円(税込)。唐辛子のパウダーが入っていますが、ほんのり辛いくらいで、食べやすい
続いていただいたのは、定番の人気メニューである「超濃厚鶏こつ麺」。ほかのメニューより鶏こつスープや鶏油(チーユ)の濃度が高く、より鶏の旨みを味わうことができます。
「黒鶏こつ麺」の時も思いましたが、旨みや香りがガツンと感じられるのに上品というか、くどさが口の中に長期滞在しないんです。これが「鶏こつ」ならではの魅力なんですね~。
「だしまきたまご」605円(税込)
今回はラーメンの取材のみの予定でしたが、中田さんのご厚意で人気メニューの「だしまきたまご」も試食させてもらいました!大分県のブランド卵「蘭王」を使用したこだわりの一品で、その味に惚れ込み、中には複数回おかわりするお客さんもいるのだとか。
水分量の多い卵液をクルクルとまいていく中田さんの技術に脱帽です!
箸で持ち上げるのも一苦労するほど水分を含んでおり、歯茎でくずれるほどふわふわ…!口に入れるとおだしが洪水のように広がり、ジューシーと表現しても差し支えないレベルでした♡
ゆったり過ごせる掘りごたつ席は貸切も可能なので、宴会利用にもピッタリ
ラーメンはランチだけでなくディナーでも注文可能なので、ここ一軒で飲み会から〆まで完結できるのも魅力的。筆者も次は夜に訪れ、お店自慢の鶏料理を味わってみたいと思います。
詳細情報
- 場所
- 地鶏×地酒 やぶ家 元町店
(神戸市中央区北長狭通4-2-3)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- ランチ 11:30~14:00
ディナー 17:00~24:00(フードL.O.23:00、ドリンクL.O.23:30) - 定休日
- なし
- TEL
- 078-391-2291