こだわりぬいた器とスイーツ。非日常の世界へ
『喫茶去 ありまま』に行ってきました 西宮市
いつもと違った風景で、旅気分のように、ゆっくりしたいと思う時はありませんか?そんな思いを叶えてくれる、西宮市の甲子園球場近くにある『喫茶去 ありまま』に行ってきました
外観からおしゃれな雰囲気ですが、目立った看板はなく、知る人ぞ知る隠れ屋のようなお店です。緊張しながら扉を開けてみました。
扉を開くと、素敵な手作り食器やアンティーク雑貨がたくさん!なんて素敵な空間なのでしょう♪まるで、別世界にやってきたようです。
奥に進むと喫茶スペース(カウンター席が4つとテーブル席が2つ)がありました。素敵なアンティーク品に囲まれた空間で過ごすひとときは、日常の喧噪を忘れさせてくれそうです。
今回筆者が頼んだのは「イチゴのタルトケーキ」と「ありままブレンドコーヒー」。パティシエの“フラフさん”から手作りケーキを取り寄せてるそうで、大阪府能勢町の“能勢のしずく”という苺が使用されています。ケーキは季節によってラインナップが異なり、取材に伺った日はブルーベリーのチーズケーキもありました。
ケーキは、甘すぎず苺の酸味とほどよく合います。また、アイスクリームとの甘さが絶妙にマッチ。タルトの外側のサクサク感がたまりません。
こちらはお店の1番人気だという店長さん自家製の「かぼちゃのプリンケーキ」で、かぼちゃが苦手な店長さんのお子さんでも食べられるように作ったものなんだそう。コーヒーはサイフォンで淹れており、使用するお湯の温度にもこだわりが。一緒に提供されるお水は「お冷」と「お白湯」から選ぶことができるのも嬉しいポイント♪
ちなみに、お店で使われている食器類やコーヒーに敷かれたコースター、店内装飾など、そのほぼすべてが手作りなんだそう!お手洗いのタイルや机・椅子、ランプのステンドグラスも手作りなんて驚きです…!
また店内では、店長さんお勧めの雑貨やスイーツなどの販売も行っていたり、月に1回「朗読の会」を開いたりもしているそうです。こうした取り組みは、常連のお客さんとの会話をきっかけに始めたんだとか。
例えば取材当日には、店舗を持たずに本を販売されている『いろどり書房』の方が来店していましたが、同店ではその人がオススメする本の販売も行っているんです!中には普通の書店では出回らない、レアな本もあるそうですよ!
そんな、お客さんとのつながりを大切にする店長さんは、元々食器販売のメーカーに勤めていたそうで、「自分で選んだ良いものを、直接お客様にも届けたい」という想いが強くなったことから同店のオープンを決意したんだそう。
取材中もたくさんの常連客の方が絶え間なく訪れていました。一人ひとりに温かく話しかける店長さんのお人柄と、たくさんのこだわりぬいた雑貨とスイーツに囲まれた同店は、時間を忘れ、楽しい非日常的な時間を提供してくれます♪
詳細情報
- 場所
- 喫茶去 ありまま
(西宮市里中町3丁目1-23)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 11:30~17:30
- 定休日
- 日曜日、月曜日、火曜日
- TEL
- 0798-81-3787
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