国内最大級の規模!咲き誇る花は圧巻の景色
ちくさ湿原で「クリンソウ」が見ごろに 宍粟市
5月中旬より、宍粟市の『ちくさ湿原』で「クリンソウ」が見ごろを迎えています。例年6月中旬まで楽しめるとのこと。入園は無料です。
「クリンソウ」は北海道から本州、四国の山間部に分布する多年草。草丈は大きなものでは90cmほどになり、サクラソウ科の中でもっとも大型の部類です。花は下の方から階層(段)になって次々と咲き、その姿がお寺の屋根の先端についている九輪に似ているところから「クリンソウ(九輪草)」と名付けられました。
「兵庫県レッドデータブック」で「Bランク(県内において絶滅の危険が増大している種)」に指定されているクリンソウ。地域ぐるみで遊歩道の整備などを行った結果、園内には大小7ヶ所の群生地で40万株にも及ぶ花が咲き誇り、天然クリンソウの群落としては国内最大級の規模となりました。
駐車場があり、車で行くのがおすすめ。担当者は「あたり一面がピンク色に染まるクリンソウを是非ご堪能下さい」と呼びかけています。
<記者のひとこと>
揃って咲く紫の花々は、まるで宙に浮いているかのような圧巻の美しさ。個人的に、今年絶対に見に行きたい場所の一つです!
詳細情報
- 見ごろ
- 5月中旬~6月中旬
- 場所
- ちくさ湿原
(宍粟市千種町西河内)
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