日本の伝統的な建物で現代美術を鑑賞する

舞子公園 旧木下家住宅で「うつりゆくいろ 柴山水咲 -絵画と立体の作品展-」開催　神戸市垂水区

神戸市垂水区の舞子公園内にある『旧木下家住宅』で、5月18日〜28日に「うつりゆくいろ 柴山水咲 −絵画と立体の作品展−」が開催されます。
※提供画像
絵画と言葉による表現を軸に、記憶の有限性や喪失感、繰り返す毎日と未来の死との間にあるものを主なテーマとして制作する作家、柴山水咲。近年は、時間とともに色彩が変わる絵画や、無数のガラス片を使った立体など、作品そのものが徐々に変化するシリーズも展開しています。
※提供画像
会場である「旧木下家住宅」は、昭和16年に建てられた数寄屋造近代和風住宅です。前庭と中庭には創建時の庭造りの様子が残っており、隣接する舞子公園と融合した自然が楽しめる場所でもあります。

今回は、作家が同所と対峙して生み出された作品を中心に展示される予定です。

「日本の伝統的な建物と現代美術は意外にも良く合うのです。作家がこの場所に思いを込めて制作した瑞々しい作品を鑑賞しつつ、館内でゆっくりとお過ごしいただければと思います」と担当者はコメントしています。

なお、5月21日には作家によるギャラリートークも予定されています。

＜記者のひとこと＞
美しい自然に囲まれた歴史ある建物「旧木下家住宅」。これまでも様々な作家とコラボレーションされていますが、今回はどのような融合が生まれるのか楽しみです。

詳細情報