中国で生まれた空想上の動物「麒麟」の移り変わり
古代鏡展示館 春季企画展「聖獣 麒麟-こころ優しき獣の長-」開催 加西市
3月18日より、加西市の『古代鏡展示館』で春季企画展「聖獣 麒麟-こころ優しき獣の長-」が開催されています。9月10日まで。 [ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール
同館はその名前のとおり、鏡を中心とした中国古代の青銅器など500点余りのコレクションを収蔵する施設。おととし3月には新たな展示室が誕生し、さらに多くの収蔵品が見られるようになっています。
今回の企画展では、古代中国で数多く生み出された想像上の動物「聖獣」の一つ「麒麟」に関する展示品10点を展示。「麒麟」は鹿のような体に牛のしっぽや肉に覆われた1本の大きな角を持っているとされていて、「幸せを運ぶ」といわれていたそう。
展示から、紀元前8世紀~前5世紀頃にその概念が成立したとされる「麒麟」が、時代の流れと共に姿や概念が変化していく様子が学べます。担当者は「誰もが『えっ!これ、キリン?』と思う麒麟の姿をご覧下さい」と呼びかけています。
<記者のひとこと>
鹿のような体に牛のしっぽや角を持つ姿。私たちがよく知るいわゆる「キリン」とは全く違った生き物なんですね!空想上の生き物がどんなふうに誕生してどんなふうに現代に伝わったのか気になります。
詳細情報
- 開催期間
- 2023年3月18日(土)~9月10日(日)
- 場所
- 古代鏡展示館 第1展示室
(加西市豊倉町飯森1282-1 兵庫県立フラワーセンター内)
GoogleMapで探す - 時間
- 9:00~17:00(入館は16:30まで)
フラワーセンター入園は16:00まで(17:00退園) - 観覧料金
- 一般 100円
高校生以下無料
(別途、フラワーセンター入園料(一般500円など)が必要) - 定休日
- 水曜日
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