古代の暮らしを体感できるワークショップも

新宮宮内遺跡「新宮ふるさとまつり～弥生のムラが現れる～」たつの市

国指定史跡・新宮宮内遺跡（たつの市）で3月12日、ワークショップやステージ、グルメなどを楽しめるイベント「新宮ふるさとまつり～弥生のムラが現れる～」が開催されます。入場無料。

同遺跡は新宮町新宮・宮内に所在する集落跡で、生活の跡は縄文時代から鎌倉時代に及んでいます。遺跡が最も栄えたのは2000年あまり前の弥生時代中期で、発掘調査によって円形や方形の竪穴（たてあな）住居、溝を巡らせた墓、多数が並行する大きな溝をはじめ、大量の土器や石器が見つかっているそう。

同イベントは、そんな「新宮宮内遺跡」を市内外の多くの人に知ってもらおうと初めて企画されたもの。会場では、火起こし体験や、古代の手紙・木簡作り、木の実細工体験といったワークショップが行われるほか、子ども服や雑貨といったクラフト作品の展示・販売も。

たつの産にこだわったご当地バーガー「たつのバーガー」や焼き菓子、地元で採れた新鮮な野菜の販売などが行われる“ムラの食堂”に加えて、ステージでは地元団体によるパフォーマンスも繰り広げられ、イベントを盛り上げます。

実行委員会はイベントについて「コロナ禍でなかなかイベントができない時期がありましたが、新宮町の地元の方々を中心とした出店者とともに、人と人とのつながりを築き、地域の活性化を図るイベントですので、多くの方のご来場お待ちしております」と、コメントしています。

＜記者のひとこと＞
古代の暮らしを体感できるワークショップに興味津々！子どもだけでなく、大人にとっても遊びながら学べるイベントになりそう♪

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