甘～いあずきの魅力にどっぷりはまる美味しい探検！

『御座候製あん工場見学&あずきミュージアム』に行ってきました！ 姫路市

「私が焼いた回転焼で御座います/お買い上げ賜りありがたく御座候（ありがたいことでございます）」…この感謝の気持ち「御座候」を屋号とし、それがそのまま商品名になったのは、言わずもがなの"御座候"！

その美味しさの秘密が知りたくて、親子で探検してきました！
シイやカシ、クスノキやツバキなど冬でも落葉しない照葉樹が茂る地域を照葉樹林帯と呼び、ここで広がった類似する文化は照葉樹林文化というそうです。照葉樹林文化はミュージアムでじっくり学べます◎
姫路駅から徒歩15分ほど、照葉樹が美しく生い茂る庭園の中にある「御座候製あん工場見学&あずきミュージアム」です。御座候が大好きな息子たち（赤派と白派）と一緒にLet's Go！
製あん工場の見学は事前予約が必要です
まずは製あん工場見学から。2階へ上ります。
よもぎは邪気を払う力があると言われているそう！
取材の日はよもぎ餅を作っていました。端午の節句が近づくと、柏餅の製造が始まるそう。季節感がありますね～♪
十勝は100年にわたる品種改良や栽培方法の研究によって、高品質な小豆の生産地になったそう
御座候と言えば赤あん（あずき）と白あん（手亡豆）の2種類。あずきは北海道十勝平野で育つエリモショウズという品種を利用しているそうです。
できたてほやほやの赤あんが運ばれてきました
炊き上がったアンを2階の床下にあるホッパー（タンク）に貯めていきます。
ホッパーへ流す様子。機械を使わず重さだけで下に流すのはあずきを潰さないようにという配慮だそう
ホッカホカ（いや、激熱！）なので湯気が立っています。
こちらのステンレスの缶、御座候の店舗でよく見るアレですね
ステンレスの缶に入れ冷やしていきます。一缶には約360個分のあんが入っているんですって。日本各地（遠く札幌も）で使用されるアンは全てここ姫路で製造されています。
御座候に使われるのは十勝の上質なエリモショウズ！世界一の品質なんだとか
お次は「あずきミュージアム」へ！入ってすぐツヤツヤのあずきに触ることもできますよ。
縄文人も利用していた小型の野生マメ（ヤブツルアズキ）は今でも日本各地に自生しているそうです
あずきの利用が始まったのはなんと縄文時代。大昔から食べられていたんですね～！
あずきは甘いお菓子やお赤飯、お惣菜までたくさんの料理で使われています
日本ではメジャーなあずきですが、世界的にはマイナーな存在なのだそう。あずきは東アジア特有のマメで、1人あたりにすると日本人が一番あずきを食べているそうです。
虫になった気分で大きなエリモショウズを見上げてみました
回廊式になっているこちらのミュージアムは中央に大きなエリモショウズのお姿が。2階へ上る直前にはフォトスポットを発見！
美しい映像と穏やかな音楽…♪
ミュージアムシアターでは「あずき物語」が上映されていました。美しい映像に癒されます…。
あずきの成長をあずきで学ぶ
コミュニケーション広縁（ひろえん）でちょっと休憩。あずきを使ったすごろくに興じる小学生たち。
開放的なミュージアム内のレストラン
照葉樹を眺めながらくつろげるレストランも！ミュージアムに入場しないと入れない特別なレストランです。
左「ストラップ」600円（税込）いつもお側に御座候
右「あずき染めのストール」も販売していました
ミュージアムショップにはキュートなデザインのストラップが！これで御座候をいつも近くに感じられます。
工場ショップ限定「あずきソフトクリーム/レギュラー」320円（税込）
めちゃくちゃあずきを感じます！寒いはずなのにあっという間になくなってしまいました＝美味♡
たっぷり楽しんだ後はおやつタイム。出来立ての赤あんを使用した「あずきソフトクリーム」をいただきます！
10分ほど待って、熱々の出来立てをいただきました！いつもの10倍美味しい！
もちろん焼き立ての御座候も忘れずに。美しい景色を見ながら食べる御座候は格別でした♪
あずきミュージアムにてあずき博士に認定されました◎
縄文時代から続くあずきの秘密をじっくりと学び最後は御座候で美味しく〆る。半日でも足りないくらいたっぷり楽しみました！皆さんも甘～いあずきの魅力と美味しさを堪能してきてくださいね。

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