湊川駅すぐそば!新鮮な食材が自慢のイタリアン
湊川の『Felice(フェリーチェ)』に行ってきました 神戸市兵庫区
湊川駅から“歩いて10秒”という駅近すぎるイタリア料理店『フェリーチェ』に行ってきました。
ミナエンタウン西側入口からすぐの場所にあります
「東山商店街に近く、良質な食材を自分の眼で選べ、新鮮なまま調理しお客様に提供できる。私にとっては理想の場所だと思い決めました」と、独立のきっかけは物件との出会いだったと語るオーナーの吉村利光さん。この2月に、オープンから1周年を迎えました。
カウンター7席の店内。満席の際は空き次第電話してくれます
吉村さんは北野や三宮のイタリアンで修業を積んだ後、ハーバーランドの『The Oyster Bar Kobe』で料理長を務められた経歴の持ち主。今回はオススメの「前菜盛り合わせ10種」をいただきます。
「前菜盛り合わせ10種(2人前)」2,000円(税込)
大きなお皿に肉、魚、野菜とバランス良く並ぶ料理は、それぞれがきちんと手をかけて作られていることが一目でわかります。
ワインと相性抜群の「パテ・ド・カンパーニュ」
手前の「パテ・ド・カンパーニュ」は豚のモモ、肩ロース、鶏レバーに網油の旨味も足されたコク深い味。粒マスタードとバルサミコソースでいただきます。
ふんわり柔らかな食感の「チーズ豆腐」
その奥にはクラッカーにのった「チーズ豆腐」。クリームチーズをベースに蜂蜜と牛乳、生クリームにジンリキュールもほんのり。スパイシーな黒胡椒に柿のコンフォートで優しい甘さが足され、女子はきっとハマル味。
スペイン産「生ハムとサラミ」にはサラダも添えられ、なかでも“ツリーレッドマスタード”のピリッとした辛味と苦みは大人の味。この野菜、クセになる感じです。
毎朝市場で仕入れてくるから魚も新鮮
右手前の「鯖のマリネ」は、サラダ油を足すことでオリーブオイルの香りの主張を和らげ、魚の美味しさをしっかりと味わえます。
ガラスの器にのった「海老真丈」は、なめこやパプリカなどのコンソメジュレによって、和と洋の合わせ技も楽しめます。
火を入れてもこんなにふっくらな牡蠣
旬の「牡蠣のコンフィ」は弾力を残しながらも柔らかな食感に。オイスターソースとガーリックパウダーでより滋味深さを感じます。
中央の「ケークサレ」は”塩のケーキ”という名の通りお酒に合うケーキ。ベーコンとさつま芋が食感のアクセント。
花形器の「ずりのガーリックソテー」でこりこりと歯ごたえを楽しみ、最後に「野菜のピクルス」で口中をすっきりとリセット。次のお皿を迎える準備が整いました。
「マルゲリータ」1,000円(税込)
メインにはピッツア「マルゲリータ」。焼き立ての香ばしい香りと共にいただきます。
ふっくら香ばしい焼き上がりで耳まで美味しい
表面と底はパリッと焼き上げられ、噛むとカリッという心地よい音が。生地はふっくらと空気を含み、もっちりとした厚みの中に軽さを感じます。「生地に牛乳と片栗粉を混ぜています。納得できるものを作るのに試行錯誤しました」と話す吉村さん。
あつあつのとろーりチーズがたまりません
トマトのジューシーな甘さと酸味に、シュレッドとモッツアレラのチーズがとろーり絡まり合ってとても美味しい。ワインとのマリアージュで口福の極みです。
キッチンで腕を振るう吉村利光シェフ
店名の『フェリーチェ』は伊語で“幸福”という意味で、「幸せな気持ちになって帰って欲しい」という思いから名付けられたそう。その名の通り、美味しさで幸せを感じられた時間でした。
接客は奥様の保奈美さんが担当。二人でお店を切り盛りしています
詳細情報
- 場所
- osteria Felice(オステリア・フェリーチェ)
(神戸市兵庫区新開地1-4-3 ミナエンタウンビル 1F)
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- ランチ 11:00~14:30(L.O.14:00)
ディナー 17:00~22:30(L.O.22:00) - 定休日
- 月曜日
- TEL
- 078-381-9750