ビビッドな色合いと栄養価の高さが発酵の魅力♡

発酵デリ専門店『hakko matsuda slow food okamoto』がオープン　神戸市東灘区

美味しい発酵デリをいただきながら、発酵食の魅力についても学べる『hakko matsuda slow food okamoto』が1月31日にオープンしました。様々なメディアで活躍中の管理栄養士 松田真紀さんが営むお店です。

場所は摂津本山駅北口を出て東へ36mという好立地。ブルーのドアが映える店舗でテイクアウト用のデリがショーケースに彩り良く並んでいます。

まずは発酵食の良さについて、松田さんに教えていただきました。「とにかく腸を整えることが大切。免疫力は上がるし、太らない。カラダを根本的に変えるのは腸なんです」と語る松田さん。

発酵食は栄養価がUPすることや微生物が分解を助けてくれることが分かっており、ほしい栄養素が腸に届きやすいので腸活にピッタリなんだそう。

発酵が進むと旨味が深まり、独特の食感が出てくるのも魅力のひとつ。

そして何といっても発酵すると色が深まりビビットになること。例えばシバ漬けのきれいな色素は抗酸化栄養素の現れ。色がきれいであればあるほどカラダにもいいそうで、人は本能的にその色に惹かれるといいます。
「発酵野菜の豆乳キッシュwith白みそ（ミニサラダ付）」ドリンク付 730円／キッシュ単品 450円（税込）
発酵食への期待値が高まったところで、おススメの「発酵野菜の豆乳キッシュwith白みそ（ミニサラダ付）」をドリンク付きのセットでいただきました。

キッシュには沢庵、きくらげシバ、野沢菜とお漬物がふんだんに入っていて、酸味と食感がとてもいいアクセント！

豆乳と卵をたっぷり使い、仕上げに"白みそ"を塗って焼き上げているので、香ばしくてやわらかい塩味が加わり、通常のキッシュに欠かせないチーズは少しでいいそう。

お漬物キッシュのクセになりそうな美味しさに驚きです。
ミニサラダ（左）「ビーツ&赤カブ&チーズ」、（中）「キャロット・白みそラぺ」、（右）「グレインサラダ（キヌア入）」
彩り鮮やかなミニサラダは、優しい酸味が素材の甘さを引き立てていました。特にビーツの甘さには感動！

漬物と白みそは有馬で50年続くお漬物屋さん『松田商店』のもの。旦那さんの実家だそうで、店舗販売もしています。
TAOCA COFFEさんに発酵食にあうコーヒーをブレンドしてもらったそう
ドリンクはコーヒーを選択。松田さんがロースタリーにも足を運んで決めたというTAOCA COFFEEの「岡本ブレンド」です。酸味のある深煎りの味が発酵食によく合います。
「ホットミルク」270円（税込）
取材日は雪がちらついていたこともあって、体を温めたいときにおススメだというホットミルクもいただきました。シナモンとターメリックが血流を促進してくれるそう。ふわふわの泡で幸せな気持ちに♪

めずらしい植物性のミルクも3種類（ソイ・オーツ・アーモンド）揃っていて、こちらをホットミルクや甘酒ミルクにしてもらうこともできます。
一方的な情報提供だけでなく、お客さんからの反応も受け取れる“場”を作りたかったという店主の松田さん
「ストイックすぎる健康志向ではなく、美味しく摂れるようポジティブな情報発信をしていきたい」と語る松田さん。新しいスイーツを食べる感覚でお漬物や味噌などの発酵食品を楽しんで欲しいとおっしゃっていました。
イートインはカウンター5席と1人用テーブル席１つ
お店は朝6時50分からオープン！8時までの早朝割引もあります。発酵デリのモーニングで1日のスタートを切ればカラダも少しづつ変わっていきそうですね♪

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