「紀州鴨」に魅了されたオーナーの生み出す人気ラーメン

『鴨だし中華そば 王鴨』に行ってきました　神戸市垂水区

口コミサイトの評価が高くて気になっていた垂水駅近くのラーメン店『鴨だし中華そば 王鴨』。なんでも、最近「泡のスープ」が人気と聞いて行ってきました。
垂水駅東口から徒歩約2分。商店街の近くです
オーナーの中谷さんが、外食時に何気なく食べた「紀州鴨」の味に感動。すぐさま調べ、養鶏場にコンタクトを取ったところから「紀州鴨」を使ったラーメンが誕生したそうです。
市場にあまり出回ることのない希少な「紀州鴨」。提携の養鶏場から直送されたものを店内で丁寧に下処理しているそう
広い養鶏場でのびのびと育った鴨は大きくて柔らか。紀州の温暖な気候も好条件なのだとか。

そんな「紀州鴨」をスープとチャーシューに使ったラーメンは、鴨を初めて食べる人にも「臭みがない」と好評だそうです。
「鴨白湯そば」950円（税込）
骨の髄まで抽出したという濃厚スープ。芳醇醤油と混ぜ合わせて仕上げているそうです
今回は、鴨がらを長時間煮込んだ濃厚スープが特徴の「鴨白湯そば」をいただきました。

噂の「泡のスープ」、真っ白で美しい！女性や若い人がSNSにアップすることもあり、人気が急上昇中とのこと。

ふんわり柔らかな口あたりのスープは、とろみがあってまろやか。口に入れた瞬間、ふわっと鴨の風味を感じます。独特の臭みはなく、旨みだけが凝縮されています。“鴨の良いとこどり”という感じ。
自家製麺は国産小麦が2種類ブレンドされています
全粒粉入りの麺は歯応えがあり、スープとの相性抜群。食感、味ともに研究を重ねて生み出されたという自家製麺にもこだわりを感じます。
低温調理を施し、鴨の良さを最大限に引き出しているそうです
チャーシューは「柔らか！」と思わず声が出てしまうほど。程よい脂身としっとり加減。一度食べるとファンになる人が多く、鴨肉だけテイクアウトする人もいるというのも納得です。

鴨には欠かせないネギもたっぷり。白ネギ、青ネギ、紫玉ねぎの刺激が食欲をそそります。
さらに長時間スープを煮込んだ「鴨白湯つけそば」も人気
「鴨丼」とのセットメニューなどもありますので、お腹のすき具合によって選択できるのもよいですね。

今回は濃厚スープメニューをいただきましたが、同店定番の「鴨だし中華そば」は、醤油ベースの澄んだスープであっさりめ。白味噌と赤味噌がブレンドされた「鴨・焦がし味噌ラーメン」は、冬に人気だそうですよ。
ファミリーでも安心して訪れることができます。階段が急なので気をつけて！
同店、1階はカウンター中心のいわゆるラーメン店の作りなのですが、2階に広めのテーブル席があります。「お子様連れや大人数でのご来店時にはぜひ2階へどうぞ」とのこと。子どもと一緒でも本格ラーメンが味わえるなんて、嬉しいです！
土日は混み合うことも多いのですが、オープン直後（11時〜12時半頃）は比較的すいていることが多いそう
「紀州鴨」に魅了されたオーナーが生み出すメニューの数々。鴨好きな人も、鴨デビューの人も、こだわりの逸品を味わってみてはいかが？

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