月に30,000本売れた話題の「やみつきドッグ」を実食レポ
リニューアルオープンした『陸ノマル井パン ブランジェリー店』に行ってきました 神戸市垂水区
垂水の街で長年愛される『陸ノマル井パン』が垂水駅前再開発に伴い、商店街の中にあった本店(ブランジェリー店)を移転。1月9日にリニューアルオープンされたので、パワーアップした新店舗に早速うかがいました。
以前は商店街の中のレトロなパン屋さんというイメージでしたが、移転後はガラス張りの明るい店内になり、より立ち寄りやすい雰囲気に。
『陸ノマル井パン』といえば・・・ご存知の方もいらっしゃるのでは?有名すぎるこちらのパン。
「やみつきドッグ(通称:漬物ドッグ)」!もはや垂水名物といっても過言ではないでしょう。パンに丸々1本挟まれたきゅうりのお漬物。インパクト大でメディアにも引っ張りだこですよね。
私も知っていました。何度も同店でパンを買ったこともあります。が、「やみつきドッグ」は未体験。せっかくなので、この機会に実食!
おそるおそる一口。ん!これは!?
しっかり漬けられたきゅうりは旨味たっぷり。パラリとかかった唐辛子がピリ辛です。シンプルなパンとの相性は・・・自然過ぎて、なぜ今まで恐れていたのかと後悔するほど。これはクセになる〜。パクパク、いやポリポリ?一気に食べてしまいました。
きゅうりは特製の漬けダレで味付けされ、仕上げに昆布出汁に漬け込むというこだわりよう。パンとの間にはジュレが挟まれており、きゅうりとパンとのつなぎ役となっています。ポリポリ食感のきゅうりには、切れ目が入っていて食べやすさも◎
こちらも話題。「ぎょうざパン」。パンに合うようにしっかりめに味付けされた具。そのまま食べても良いのですが、付属のたれを付けると、もはや餃子!羽根を再現したというチーズはパリパリで、塩味がまたよく合います。
「やみつきドッグ」と「ぎょうざパン」は現在、日本のパン職人の技術を競う「ベーカリー・ジャパンカップ」調理パン部門で最終選考に残っているそうです。垂水から日本一のパンが生まれるかも?!結果が楽しみ〜。
ユニークなパンの多い『陸ノマル井パン』。その秘密は、“風通しの良い社風”。パートさんを含め全員でアイデアを出し、商品開発の後すぐに店頭に出すのだとか。アイデアが出された翌日に新商品が並んでいることも!
お客さんの声もできる限り取り入れています。30年以上前からあるデニッシュ食パン。「食べたいけれど量が多くて」という年配の方の声に応えて、食べきりサイズ「エンペラー」を販売。人気商品だそうです。
お話をうかがって、長年地域で愛されるには理由があるのだなと改めて思いました。歴史を守りながら進化し続ける“街のパン屋さん”、これからも末長く続いてほしいです。
詳細情報
- 場所
- 陸ノマル井パン ブランジェリー店
(神戸市垂水区神田町3-24)
GoogleMapで探す - 営業時間
- 8:00~20:00
- 定休日
- 日曜日
- TEL
- 078-709-8394
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