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姫路城の最大の門「菱の門」と初公開となる「2階櫓内」
「姫路城 冬の特別公開」姫路市
国宝姫路城は、平成5年12月、奈良の法隆寺地域の仏教建造物とともに日本で初の世界文化遺産に登録され、今年で30周年を迎えます。世界遺産登録30周年記念事業の一つとして、2月11日から3月12日まで「姫路城 冬の特別公開」が実施されます。
姫路城に現存する最大の城門「菱の門(ひしのもん/国指定重要文化財 櫓門)」と、この門内部にある2階櫓部を特別に公開。黒漆、飾金具付きの格子窓と火灯(かとう)窓など、桃山時代の優美で豪華な雰囲気を醸し出す城門を見ることができます。観覧には入城料と別途200円が必要。
(左)黒漆塗長持(右)硯(元鼎硯)
また、2階櫓内では、平蒔絵(ひらまきえ)の葵紋(あおいもん)が描かれている「黒漆塗長持(くろうるしぬりながもち)」と、姫路城主酒井家家老・河合寸翁(かわい すんのう)が愛用した『硯(すずり)「元鼎硯(げんていすずり)」』といった収蔵品の展示も行われます。いずれも初公開。
<記者のひとこと>
同イベントは、世界遺産国宝姫路城の普段公開されていない場所を特別に公開し、文化財の魅力や保存継承の意義などを多くの方に理解してもらうことを目的に実施されるそうです。今回初公開となる2階櫓部、重要な防衛の拠点であった櫓の内部構造をじっくり観察したいですね。
詳細情報
- 期間
- 2023年2月11日(土)~3月12日(日)
- 場所
- 姫路城(姫路市本町68)
GoogleMapで探す - 開城時間
- 9:00~17:00(閉門は16:00)
<特別公開>
9:00~16:30 - 料金
- <入城料>
大人(満18歳以上)1,000円
小人(小学生・中学生・高校生)300円
<特別公開の観覧料>
大人・小人 200円
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