フランスのエッセンスあふれるカラフルなクロワッサン
阪神・香櫨園駅『Encore un matin(オンコー アン マタン) 』へ行ってきました 西宮市
阪神・香櫨園駅から夙川沿いをブラブラと歩くこと10分、建石筋沿いにある「Encore un matin(オンコー アン マタン)」は、フランスのエッセンスがたっぷり詰まったパンが楽しめるブーランジェリーです。
人気のカラフルなクロワッサンは"カラクロ"の愛称で親しまれる同店のオリジナル。赤はトマト、オレンジは人参、緑はほうれん草、黄色はかぼちゃ、ピンクは紫芋と鮮やかな色はどれも自然のもの。繊細なラインと黒をアクセントにした色合いは他で見るものとは一線を画す美しさ。
これらをサンドイッチにした「カラクロ サンドイッチ」を求めて、週末になるとたくさんの人が朝から店を訪れます。見た目のかわいさはもちろんですが、生地は具材を邪魔しないようバターを控えめに、食べる時にはぼろぼろ落ちないようふんわりと焼き上げるなどの配慮もされています。
「赤のクロワッサン」にはローストビーフ、マスタード、レタスなど相性がいいものをシンプルに、「オレンジのクロワッサン」はサーモンとわさびマヨネーズにピンクグレープフルーツの組み合わせが後味をさっぱりとさせてくれます。パンそれぞれの色味や具材に合わせてソース、マヨネーズを変えるなど味のバランスにもこだわっているのだとか。
他店ではあまり見ないフランス地方菓子「タルトシュークル」はブリオッシュ生地に砂糖と生クリームを乗せて焼き上げたもので、やさしい甘さと軽い口当たりは食べたことがあるような懐かしさ。子どものおやつ「シューケット」は、ころんとしたかわいらしい姿、ほのかな甘みと軽い食感はポイポイと口に運びたくなります。
シェフのぺゲロさんはフランス・ディジョン出身。世界の国々でシェフ、ブーランジェとして活躍、東京のル・コルドン・ブルーの教授を務めるなど、42年以上のキャリアを築いてきました。
奥様の路子さんの地元である西宮に店を構えることを決めたのは2011年のこと。当時は自身が考えるものと求められるものの違いに戸惑いを感じたそうですが、本場のパン文化を伝えるべくフランス人だからこそできることを続け、地域の人に愛されるお店になりました。
店内は時折聞こえるフランス語が心地よく、現地の雰囲気を感じさせてくれます。これからの季節はテイクアウトをしてワインと一緒にピクニックもいいですね。
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詳細情報
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- Encore un matin(オンコー アン マタン)
(西宮市川添町4−2)
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